日経PC21

現在主流のメモリー規格はDDR4

搭載できるメモリーの種類や容量はパソコンによって異なる。愛機のスペック表からメモリースロットの数や最大容量、対応するメモリーの規格や速度、形状を確認しよう(図3)。それらが一致しているメモリー製品を購入する。現在の主流はDDR4というメモリー規格だ。形状はDIMMとSO-DIMMの2種類があり、主にデスクトップパソコンはDIMM、ノートパソコンはSO-DIMMを使う(図4)。

図3 パソコンのスペック表で現在のメモリー容量やメモリースロット数、空きスロットの有無や最大容量などを確認する。そのパソコンで使えるメモリーの規格も重要だ。規格と速度、形状が一致している製品を用意する
図4 デスクトップパソコンで使う大型のDIMM(ディム)と、小型デスクトップやノートパソコンで使う小型のSO-DIMM(エスオーディム)がある。双方とも規格によって切り欠きの位置が異なる

愛機で使えるメモリー製品の判断が難しければ、国内周辺機器メーカーの対応情報を参考にしよう(図5)。対応リストに愛機の型番がある製品を買えば失敗しない。自分で選ぶ場合、販売店によっては購入時に追加料金で相性保証(動作しなかった場合の返品保証)を付けることができる。

図5 判断が難しいなら、国内の周辺機器メーカーが動作確認したメモリーを購入するのが確実。パソコンのメーカーや型番で対応製品を検索できる(画面はアイ・オー・データ機器)

(ライター 田代祥吾)

[日経PC21 2022年3月号掲載記事を再構成]