日経PC21

仕組みはスマホのテザリングと同じ

同じように携帯電話回線を使うスマートフォンのテザリング機能と仕組みは同じだ(図4)。しかし、ルーターとしての性能は段違い。同時接続台数はスマホでは最大5~10台程度。対してホームルーターは数十台以上と余裕がある。

図4 5G対応のスマホを経由してインターネット回線に接続する「テザリング」と、5Gホームルーターの仕組み自体は同じ。ただし、同時接続台数などWi-Fiルーターとしての性能については、スマホはホームルーターに遠く及ばない。多くのスマホの料金プランでは、月間のデータ通信量に制限があるのもネックになる

気になる実際の通信速度だが、テスト地点によっては一般的な光回線並みの通信速度をたたき出した(図5)。その半面、電波環境によって速さが激変するという課題も浮き彫りになった。

図5 東京都内の5Gエリア内で計測したところ、5Gは下りで200Mbps台後半と4Gの3倍以上の速度に達した

(ライター 五十嵐俊輔)

[日経PC21 2022年1月号掲載記事を再構成]