日経エンタテインメント!

(写真:中村嘉昭)

今回の『THE W』では、個性が強すぎるネタに対してネットを中心に賛否があった。そのことについて小田は「反対の意見があるということは、伝わっていなかったということなので、これからのネタ作りに生かしていきたい」と前向きだ。

刺激を受けた芸人については、「元Bコースの歩子(ぽこ)さん。あの境地にまで到達したい」(小田)、「吉本興業の先輩では、金属バットさん、ニッポンの社長さん、オズワルドさんといった、三浦マイルドさんが集めたマイルド軍団の人たち。自分の好きなものをどれだけやれるかという戦い方をしていて、めちゃくちゃ勉強になってます。フリーの先輩では、虹の黄昏さん。『バカをやるんやったらここまでやらないといけない』という、ライブシーンでの命の燃やし方に影響を受けました」(植田)

将来なりたい芸人像は「『キングオブコント』で優勝した後も、ライブを大切にしているバッファロー吾郎さんが憧れ」(植田)、「田舎育ちでテレビを見て元気になったことが何回もあったので、劇場に来られない方にも楽しんでもらえるような存在になりたい」(小田)と2人。これから増えそうなテレビ出演に関しては「トークは植田が引っ張ってくれると思いますが、自分も頑張ります」(小田)、「私は緊張するタイプなので芸歴1年目みたいな心境ですが、やるしかない」(植田)と、まだまだ手探りの様子。ネタで浮上した2人がどんな方面で活躍を見せてくれるのか、今後の動向に注目だ。

オダウエダ
 小田結希(左)1995年6月26日生まれ、愛媛県出身。植田紫帆(右)1991年7月1日生まれ、大阪府出身。趣味は2人ともマンガを読むこと。好きなギャグマンガを聞くと、『ボボボーボ・ボーボボ』『ピューと吹く!ジャガー』『ギャグマンガ日和』『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』など、作品の列挙が止まらなくなった。吉本興業所属。

(ライター 遠藤敏文)

[日経エンタテインメント! 2022年3月号の記事を再構成]