幼い頃から洋服が好きだった

滝藤さんの「毎日の私服姿」をリアルに撮り下ろした『服と賢一 滝藤賢一の「私服」着こなし218』が発売された。書籍の中では数々のアイテムや着こなし術が紹介されているが、滝藤さんがファッションに目覚めたきっかけとは?

「幼い頃から洋服が好きで、小学生の頃から当たり前のように、お小遣いをもらって自分で買っていましたね。好きになったきっかけは、映画の影響。ジャッキー・チェンが好きで、身につけているキャスケットやサスペンダーを見て、猛烈に『欲しい』という欲求にかき立てられていました。

洋服は好きだったけど、お金がなくて買えない時期もありました。それこそ、上京した頃は、いつも同じ服を着ていましたよ。好き放題、買いまくっているのは、ここ最近です」

書籍の中にはこの写真のように娘の入学式のために購入したイタリアブランドのスーツを着用するページも。「娘の入学式に気合い入りすぎだろってね(笑)」(撮影:山田智絵 主婦と生活社)

「洋服をしまうクローゼットはパンパンです。8畳の部屋は全部埋まっているし、14畳の部屋も半分占拠している。服をかける場所も引き出しもぎゅうぎゅうに詰まっているので、キレイに畳んで、ボストンバッグやスーツケースにも詰め込んでいます。どこに何が入っているか、さっぱりわかりません。探しているものが見つかったときの感動は言葉では言い表せないなぁ。もうね、宝探しですよ」

滝藤さんは普段、どんなところに足を運び、洋服を買っているのだろうか。

「セレクトショップ『NEPENTHES(ネペンテス)』と、東京・高円寺にある古着屋『TRUNK(トランク)』です。僕が洋服を買う上で大切にしているのはショップスタッフさんのプロ意識。いかに接客に徹底しているかですね。忙しい中、時間を見つけて行くので、楽しみたいというのが大前提です。『NEEDLES(ニードルズ)』と古着の合わせ技がここ最近の、僕のトレンドです」

「高円寺『トランク』のオーナー村田くんは僕のスタイルや趣味をすべて踏まえて、新しいスタイルを与えてくれる。『これぞプロ』という仕事を目の当たりにしてしまうと、もう逃れられないですよ。僕の奥さんもトランクで買ってます」
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台本を使って真剣に遊んでいく