最新の料金プランに乗り換えたいが、どれを選べばよいのか──。今回はその疑問に答えよう。携帯大手3社では、以前から利用したデータ量で月額料金が変わる段階制プランが主流だ。各社それぞれ違いはあるものの、1GBで3000円台、データ量の上限まで使うと5000円台半ば~6000円台後半と、決して安いとはいえなかった。
段階制プランからの変更はお得?
この段階制プランから、新しい「大・中・小」のプランへ乗り換えるとどうなるのかを図1に示した。簡単にいうと、大容量プランは段階制プランの上限額よりもやや高額。その分、使えるデータ容量はドコモとauの7GB、ソフトバンクの3GBという上限から、一気に無制限になる。

オンライン契約専用の中容量プランは、データ容量が20G~25GBに増え、月額料金も半分以下になるというコスパの高さが目立つ。さらに小容量プランは、3GBで月額1000円以下。段階制プランの3GBと料金を比較すると、使えるデータ容量は同じで、3分の1以下まで安くなる。自分が普段利用するデータ容量、もしくはどのくらいスマホでネットを利用したいかを踏まえ、最適なプランに乗り換えよう。
具体的なプラン例は図2の通り。大容量は各社ともメインブランド、中容量はオンライン契約専用プランで提供している。異なるのは小容量で、auとソフトバンクはオンライン専用プラン、ドコモは提携した格安SIM事業者が提供する形になる。
