20年に1、2位を独占した化粧下地「ラ ロッシュ ポゼ UV イデア XL プロテクショントーンアップシリーズ」は21年も上位にランクイン。色の付かないトーンアップ下地「プロテクショントーンアップ」は殿堂入りに認定された。

「ラ ロッシュ ポゼ UV イデア XL プロテクショントーンアップシリーズ」(3740円)。左が殿堂入りした「プロテクショントーンアップ」、右が3位の「プロテクショントーンアップ ローズ」
4位は3回連続メンズコスメで唯一5位以内にランクインした「バルクオム ザ フェイスウォッシュ」(2200円、写真中央)。学生や若者を中心にSNS(交流サイト)などで広がり、20年5月に木村拓哉をテレビCMに起用して以降、購入層が広がった。価格帯も2000~3000円台と手ごろなので、プレゼントとしても選ばれているそう。メンズコスメでは珍しい、ギフトに特化したコフレも好評を博している

好調続く「プロデュース系コスメ」

そのほか、ネクストコスメとして注目されているのが、プロデュース系コスメと高級まつげ美容液だ。「コスメ好きはSNSで情報収集するため、著名人や有名なユーチューバー、インスタグラマーが手掛けたものの人気は高い。プロデュース系コスメは21年も好調で、22年以降もその傾向は続く」とロフト田中氏。

HKT48の元メンバーで、IZ*ONEのメンバーとしても日韓で活躍した宮脇咲良さんは「CRAN BY MOLAK(クラン バイ モラク)」をプロデュース。商品はアイメイク主流のマスク生活において、あえて「ティントリップ」3色だ。

コロナ禍でも売れる口紅は、韓国コスメからブレイクした、唇の水分量によって発色する落ちにくいティントリップと言われている。mano manoプロジェクトマネージャーの幸野浩子氏によると「宮脇さん自身もティントを使っていて、韓国のものは発色が強くて使いにくさを感じていた。それならば、薄付きで自分で好みの濃さに調節可能な使いやすいものを作りたいと企画。『咲良ちゃんといえばピンク』というイメージがファンの間で定着していることから、あえて本人の好きなピンク系3色のみを発売した」という。

同社では過去にもプロデュース商品を企画しているが、「プロデュースする本人が妥協したものや気に入っていないものだと気乗りせず、SNSなどでも紹介しにくいし、何よりファンも気づいてしまう。プロデュース商品はとことん本人のこだわりを追求し、お気に入りの商品づくりをすることが大切。今回も、何より宮脇さんがリップ大好き、ピンク大好きということが原点にある」(幸野氏)。

「CRAN BY MOLAK(クラン バイ モラク)」(ブルームジェリーティント全3色、各1681円)
ユーチューブ、インスタグラム、ツイッターなどのフォロワーが400万人超というクリエイターkemio(けみお)氏がプロデュースするのは、ユニセックスコスメ「HUMIO(ヒューミオ)」。男女問わず全人類に使ってほしいという願いも込めて「HUMAN」と自身の名前「kemio」を合わせて「HUMIO」と名付けた。薬用BBクリームは9種類の美容成分配合で、ケアしながら肌の悩みをカバーできる。BBクリームは3080円、コンシーラーは2860円
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長引くマスク生活、目元への気配りへ