米津玄師が反響数4位に
次に、今回調査した配信者の中からTwitterのフォロワー数が200万人を超えている人を対象に、投稿に対する平均反響数を調べてみた。自身の投稿に対して「いいね」や「リツイート」されると、その投稿はリアクションをとった人のフォロワーのタイムラインにも現れ、より多くの人の目に触れる機会が増えていく。このような拡散力を持つ芸能人は一体誰なのか。1投稿当たりの「いいね」と「リツイート」数を調べ、その平均数をランキング化した「平均反響数」を導き出した(調査期間は9月1日~30日)。

今回の調査で1位となったのが、ダウンタウンの松本人志だった。1投稿あたりの平均反響数は9万6192。コメンテーターとして出演する情報・ワイドショー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)での発言がたびたびネットニュースになるなど、根強い影響力を誇る松本だが、Twitterというフィールドでもその存在感は絶大。コロナ禍の新幹線にて、マスクを付けず宴会を行うグループについて「タイムスリッパーだと思う」と投稿すると、瞬く間に拡散され、話題を呼んだ。SNSでも松本の時事的な発言は注目を集めているようだ。
2位には、K-POPグループ・BTSのジャパンオフィシャルアカウントがランクインした。同アカウントは基本的にBTSの最新情報をアナウンスする場となっているが、そんななかでも多くのリアクションが生まれているのは、ファンの熱狂度の高さを物語っているといえるだろう。
3位には元首相の安倍晋三が。そして続く4位には米津玄師がランクインした。彼が詩曲を手掛けたFoorin『パプリカ』のプロジェクトが9月27日にグランドフィナーレを迎えたが、同日には米津とFoorinが写る写真に「Foorin長い間お疲れ様でした。5人それぞれにこれからも健やかな日々が永く訪れますように」(原文ママ)と、言葉を添えツイート。1.3万リツイート、11.6万いいねを記録し大きな反響を呼んだ。
5位には声優の花江夏樹がランクインした。大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎を演じ、更なる飛躍を遂げた印象のある花江は、今年自身の公式TwitterとYouTubeチャンネルのファン数が共に200万人を突破している。花江に対する世間の注目度が高まっていることがわかるだろう。