「マンション入居者限定アプリ」 近所付き合いに革新

日経クロストレンド

アプリ「GOKINJO」は、2020年9月に東京都板橋区の分譲マンション「アトラス加賀」に初めて導入された
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サービス開始から1年少しにもかかわらず、月間アクティブユーザー率(MAU率)は驚異の81%。しかも、使っているのは東京都内に建つ、1棟のマンションの住人だけ。そんな謎のスマホアプリが「GOKINJO(ゴキンジョ)」だ。

旭化成ホームズ(東京・千代田)と旭化成不動産レジデンス(東京・千代田)、クレヨン(東京・練馬)の3社が共同開発した「GOKINJO」は、同じマンションの入居者のみが使用できるコミュニケーションアプリ。2020年9月から東京・板橋にある全227戸の分譲マンション「アトラス加賀」に導入し、実証実験を開始。1年後には約8割の住民が利用するなど好評を得ている。

GOKINJOの主要な機能は「情報交換」「お譲り」「お助け」の3つ。最もよく使われているのが「情報交換」だ。いわゆるネット上にあるSNSや掲示板のような機能で、ユーザーが投稿した話題に返信することでスレッドがつづられていく。例えば「アスレチックのある公園を教えてください」という投稿に、他のユーザーが近所の公園を薦めるなど、数多くの身近な話題が投稿されている。

GOKINJOのインターフェース。上部のタブから「情報交換」「お譲り」「お助け」の機能を切り替える