エクスプローラーも簡素化、「タイムライン」は消滅

エクスプローラーのメニューやボタンも刷新されている。従来の「リボン」にあった“タブ”がなくなり、「切り取り」「コピー」などのボタンがアイコンのみの体裁で並んでいる(図7)。簡素化された分、フォルダーやファイルを表示する領域を広く使えるようになった。10では「表示」タブにあったレイアウトを切り替えるボタンは、「表示」メニューに集約されている。

図7 エクスプローラーのメニュー(リボン)もシンプルなものに変わった。ボタンが小さくなってアイコンのみの表示になり、ファイルなどの表示の設定はメニューから選ぶ形になった

「切り取り」「コピー」などの新しいボタンは、右クリックメニューにも反映されている。ファイルを右クリックすると、エクスプローラーと同じボタンの並んだメニューが開く(図8左)。コピペの操作を右クリックメニューで実行してきた人は、少し戸惑うかもしれない。「その他のオプションを表示」を選ぶと、従来型のメニューにも切り替えられる(図8右)。

図8 ファイルなどを右クリックしたときに開くメニューも簡素化(1)。ただし、一番下にある「その他のオプションを表示」を選ぶと、従来型のメニューが開く(2)(3)

複数のウインドウを開いているとき、ウインドウの切り替えに使うのが、タスクバーにある「タスクビュー」ボタンだ(図9)。ボタンにマウスポインターを合わせると、まず仮想デスクトップのサムネイル(縮小画像)が表示され、デスクトップ画面を切り替えられる。ボタンをクリックした場合は、開いているウインドウの一覧も表示され、ウインドウの切り替えが可能だ。10では、その下方に「タイムライン」機能が搭載されていたが、これは11で削除された。最近利用したファイルやウェブページの履歴を表示する機能だが、あまり使われなかったのだろう。

図9 タスクバーにある「タスクビュー」ボタンは、仮想デスクトップの画面切り替え(上)や、起動中のアプリの切り替え(中)に使うボタンとなり、10が搭載していた「タイムライン」の機能は削除された。ちなみに、これまでのウィンドウズと同様、「Alt」+「Tab」キーでも、アプリのサムネイルを表示して画面を切り替え可能だ(下)

そのほか、ウインドウを整列させる「スナップ」機能も強化された。ウインドウの「最大化」あるいは「元に戻す」ボタンにマウスポインターを合わせるとメニューが表示され、そのウインドウを配置したい場所を選べるようになっている(図10)。

図10 ウインドウの右上隅にある「最大化」/「元に戻す」ボタンにマウスポインターを合わせると(1)、レイアウトのメニューが開き、選択した位置にウインドウをぴったり配置できる(2)
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