次に、画面の表示を改善する。ノートパソコンの画面に表示されるアイコンや文字が小さく、見づらく感じる場合は、「設定」画面で画面全体の表示倍率を上げるとよい(図8)。表示される情報量は減るが、見やすさはアップする(図9)。逆に、標準で表示が拡大されている機種では、100%に近づけて、表示を小さくすることもできる。

図8 「ディスプレイ」の画面で(1)、「…その他の項目のサイズを変更する」から数値を選ぶ(2)
図9 1920×1080ドットで、100%表示(1)と125%表示(2)の比較。エクセルを全画面表示した場合、125%表示は全体の表示が大きくなる分、表示できるセル数やリボンのボタン表示が減る

古いアプリは、画面を拡大すると文字などがぼやけた感じになる場合がある(図10)。しかし、「高DPI設定」(高解像度設定)を有効にすることで、対応できる場合もある(図11図12左)。図12右の「…設定の上書き」は「アプリケーション」と「システム(拡張)」の2種類から、きれいに見えるほうを選ぶとよい。

図10 ウィンドウズ10の拡大機能に対応しない古いアプリは、ドット単位で拡大されて、ぼやけたような表示になる(1)。設定を調整すると、ラジオボタンや文字の表示がくっきりする(2)
図11 アプリの実行ファイルもしくはショートカットアイコンを右クリックし(1)、「プロパティ」を選ぶ(2)。スタートメニューのアイコンは、「右クリック」→「その他」→「ファイルの場所を開く」でアイコンが表示される
図12 「互換性」タブ(1)→「高DPI設定の変更(2)の順にクリックし、表示された画面で「高DPIスケール設定の上書き」の項目にチェックを付け、下部を「アプリケーション」もしくは「システム(拡張)」に設定(3)。「OK」で閉じる(4)

なお、アイコンなどのサイズはそのままで、表示される文字サイズだけを拡大することもできる(図13)。ただし、画面のレイアウトが少し不自然になることもある。

図13 「設定」画面→「簡単操作」→「ディスプレイ」で(1)、スライダーを使って拡大率を変更する(2)。100%(3)と150%(4)で、アイコンの大きさは変わらず、文字だけ大きくなっている