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日経クロステック
キャリアアップや人間関係構築、給与などの待遇面、転職や起業――。技術者の多くは、自分の働き方について様々な悩みや不安を抱えています。人事コンサルタントとして様々な企業の職場活性化を支援する天笠淳さんが、こうした不安を解消し、働く楽しみを見いだすための具体的な方法を紹介します。

筆者はさまざまな企業でキャリア設計の研修講師を務めていますが、仕事だけでなくプライベートに関するテーマにも時間を割いています。個人にとって、仕事とプライベートは切っても切れない問題。どちらかがうまくいっていないと、もう一方にも影響が出てきます。

それは働いている人の多くが実感しています。研修でも「社員として大切にしたいこと」「満足のいく社会人生活を送るために重視すること」を尋ねると、受講者からは「仕事だけでなくプライベートも充実させたい」という答えが必ずといっていいほど出てきます。

ただし、長引く新型コロナウイルス禍によってプライベートの充実が難しくなっている側面もありそうです。転職情報サイトなどの運営を手掛けるキャリアデザインセンターが2021年12月に実施した「2021年の満足度 2022年の抱負」に関するアンケート結果を見てみましょう。このアンケートでは、2021年の「仕事面」と「プライベート」それぞれを自己採点したら何点になるかを尋ねています。

出典:2021年の満足度 2022年の抱負(女の転職type)
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-43/?_fsi=xBAcg2qh

仕事面で合格点(70点)を上回る点数を付けた人は、全体の57.5%でした。これに対してプライベートで合格点を付けた人は、これよりも5ポイント近く低い52.7%にとどまりました。

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