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垂れ下がる電源ケーブルを見栄え良く

続いて、電源ケーブルを整理する。机の裏に垂れ下がっているケーブルはチューブでまとめるとよい(図8図9)。電源タップはケースに入れると生活感を隠せるうえ、ホコリが入り込むのも防げるので一石二鳥だ(図10)。

図8 パソコンデスクの裏に何本ものケーブルが垂れ下がっていると見栄えが悪いうえ、絡まる原因にもなる
図9 ケーブルチューブでまとめるとすっきりする。ケーブルの保護にもなる。チューブは内径が太めのものと細めのものがある
図10 ごちゃごちゃした電源タップを収納できるケース。ホコリがコンセント部分に入り込むのも防げる。小物置きにもなる。右側の220円の商品はケーブルを引き出す穴が多数あるのでコンセントの口数が多いタップに向く

また、それぞれ何のケーブルかわかりやすくタグを付けておくと、抜くときに間違わない(図11)。

図11 どれが何のケーブルかタグを付けておけば、間違えて別のケーブルを抜いてしまうのを防げる。無地のシールも付属するので自分でタグに名称を記入することもできる

ケーブルが床をはっていると、掃除がしづらいだけでなく、足を引っかけるなどのリスクもあるので、配線カバーやコードフックを使って床から浮かせる(図12図15)。配線カバーやコードフックは裏側の粘着テープで固定する。賃貸物件なら、壁紙を傷めないよう、マスキングテープを貼ってから貼り付けるとよい。

図12 電源ケーブルが床をはっていると、掃除がしづらい。子供が足を引っかけたり、ペットがケーブルをかじってしまう恐れもある
図13 配線カバーを導入。配線カバーのベース部分を壁に貼り付け、ケーブルを収納してフタ部分をかぶせる
図14 配線カバーは黒のほか、白色もある。賃貸物件では壁紙を傷めないよう配線カバーを貼り付ける部分にマスキングテープを貼っておくとよい
図15 フックを使ってケーブルを壁沿いにはわせる方法もある。賃貸物件なら図14と同様にマスキングテープを下に貼るとよい

(ライター 岡本ゆかり)

[日経PC21 2022年3月号掲載記事を再構成]