ストレージはPCIe接続のSSDが主流に

3つめはストレージ。こちらはPCIe接続のSSD(ソリッドステートドライブ)が主流。接続規格は複数あるが、どれでも従来のHDD(ハードディスクドライブ)よりはるかに高速だ(図6図7)。大容量のHDDを確保したい場合は、SSDとHDDを両方搭載したモデルを選ぶのがお勧めだ。

図6 ストレージはSSDが主流。なかでも「M.2」という端子形状で、接続方式が「PCI Express(PCIe)」というものが大半。またPCIeにも世代があって最新は「4.0」だが、ノートパソコンでの採用は少なめ。同じSSDでも接続方式が「Serial ATA(SATA)」だと、転送速度がかなり下がる
図7 左がM.2タイプのSSD。右がかつて一般的だった2.5インチのHDD。製品によっては、この両者を各1基搭載するものもある。そのケースでは、読み書きが高速なPCIe SSDをCドライブとし、データ保存用に容量が大きいHDDをDドライブとして設定される

メモリーは16GBが安心

4つめはメモリー。こちらはDDR4規格が一般的(図8)。データ転送速度はモジュール規格などによって変わるが体感するほどの違いはなく、むしろ容量のほうが重要だ。8ギガバイト(ギガは10億、GB)のメモリー容量は必須で、ビデオ会議など負荷の大きい作業が多いなら16GBにしておくと安心だ。

図8 メモリーチップの規格は「DDR4-xxxx」と表記され、規格によってデータの転送速度が上記のように変わる。容量は8GBが主流で、基本的に4GBのメモリーを2つ搭載する。一般的な作業は8GBでも十分だが、多数のアプリを同時に起動したり、ビデオ会議などを頻繁にしたりするなら16GB以上あると安心だ

狭額縁化の進行で本体サイズはひと回り小さく

5つめはディスプレーの画面サイズ。カテゴリーによってまちまちだが、どのサイズでも共通してディスプレー周辺のフチが狭い「狭額縁化」が進んでいる。これにより、画面サイズを据え置いたまま、従来よりひと回り小さな本体サイズを実現できるようになった(図9)。従来型より縦を少し伸ばした16対10仕様も増えている(図10)。

図9 近年のトレンドがディスプレー部の狭額縁化。NECの同じ15.6型LAVIEシリーズを例に、4年前と現行機を比べるとその差がわかる(上)。モデルによっては、左右のベゼルだけ狭くしたり(左下)、上下左右の4辺とも狭くしたりするものなどさまざまだ(右下)
図10 ディスプレーの縦横比に変化の兆し。一般的な16対9、フルHDだと解像度が1920×1080ドットのディスプレーから、16対10の1920×1200ドットを採用する製品が増えてきた。縦に120ドット広いだけだが、エクセルの作業やウェブページの閲覧をする際に差を感じる
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光学ドライブ搭載機は大きく減少