日経クロストレンド

その時点で見られる天体をすぐに観測できる

目指す天体の導入が完了したら、いよいよ観測に入る。アプリの「探す」メニューをタップすると、「Unistellar社推奨」や「現在の星座」「もうすぐ消えます」といったメニューで、恒星や惑星、星雲、星団の一覧が表示される。現在、その地点でどの天体を観測できるのかが一目で分かるのが初心者に優しい。

天体名が英語なので分かりにくいものの、見たい天体があったらそれをタップして開き、右上にある「移動」ボタンをタップすると、その天体を導入してくれる。もし「移動」ボタンがグレーになっているようだと、それは初期導入が完了していないサインだ。最初の自律フィールド検出をやり直す必要がある。

Unistellarアプリで「探す」メニューを開いたところ
見たい天体の情報を開いて、「移動」ボタンを押すと導入を開始する

導入が完了したら、「ONライブビューモード&天体追跡」モードになり、導入した天体を追跡しながらライブビューで観測できるようになる。右上の「↓」ボタンを押すと、画像をアプリ内に保存できる。

Jupiter(木星)を導入したところ

目当ての天体を導入しても、暗くて思うように観測できないこともあるだろう。その場合は、長時間露光によって明るく観測できる「エンハンスト・ビジョン」機能を利用する。じわじわと明るくなってくるので、納得できるまで長時間露光してみるといいだろう。

「M15-Great Pegasus Globular(ペガスス座の球状星団)」を導入しているところ。わずかながら星団らしさが分かる
エンハンスト・ビジョン機能で56秒長時間露光した画像。アプリ内に写真を保存すると、このようにデータが付加された形で保存される
次のページ
“ほぼ皆既月食”の撮影にも成功