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ネットの速度重視なら「光」一択 古い契約は見直しも

ギガ超えの光回線でネットを快適に(上)

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NIKKEI STYLE

ネット回線が遅い環境でWi-Fiルーターやパソコンを買い替えてもインターネットの速度はほとんど変わらない。インターネットが遅くなる原因がネット回線にあるとわかったら、回線の種類やプランの見直しを検討しよう。それらを切り替えることで、インターネットの高速化を図ることができる(図1)。

現在、多くの家庭で利用されている光回線の場合、契約しているプランや住戸への配線方式によって、速度がかなり異なる(図2)。

例えば、契約者の多いフレッツ光の光回線では、初期のプランだと最大通信速度はわずか200メガビット/秒(Mbps、メガは100万)だった。現在の主流は最大通信速度が1ギガビット/秒(Gbps、ギガは10億)のプランで、それに変更するだけでも速度は大幅にアップする。

アパートやマンションなど集合住宅の場合、直接部屋に光ファイバーを通す光配線方式と、各部屋に分配するVDSL方式の違いでも速度が大幅に異なる。VDSL方式を光配線方式に切り替えることで、速度は大幅に向上する。ただし、光配線方式の導入には、集合住宅の共有部分に光ファイバーを通す工事が欠かせない。マンションでは、大多数の居住者の同意を得るプロセスが必要になることが多く、個人で導入するにはハードルが高い。

導入に時間がかかることも

現在、一般家庭向けのインターネット接続回線として、光回線とホームルーターが選べる(図3)。

光回線は光ファイバーで宅内まで引き込み、ONU(光回線終端装置)で光信号を有線LANに変換する仕組みで、高速で安定した通信ができる。回線を切り替える際には、光回線が第1候補になる。ただし、導入には工事が必要で、プランや利用場所によっては開通までかなり時間がかかることがある。また、集合住宅によっては、諸事情で各家庭に光ファイバーを引き込めないこともあり、VDSL方式を継続せざるを得ない場合もある。

一方、ホームルーターは、第5世代(5G)や第4世代(4G LTE)の携帯電話通信を使うので導入時に工事は不要。ホームルーターを家庭に設置するだけでインターネットを利用できる。ただし、電波状況に左右されやすいうえ、5Gは提供範囲が狭いという課題も抱えている。

光回線とホームルーターのほかに、ADSLというインターネットの接続手段もある。古くから使われていたが、2023年にサービスの提供の終了が決定している。もし、現在もADSLを利用しているなら、回線の切り替えの検討が急務だ(図4)。

光回線を導入する際は、居住地がプランのエリア内か調べておく。通信速度が1Gbpsを超える高速回線サービス(ギガ超え)の提供地域は、全国的にみるとまだ一部地域に限られる(図5)。例えば、現在家庭向けの光回線の最大通信速度は、ソニーネットワークコミュニケーションズが運営する「NURO 光」の20Gbpsだが、同プランの利用範囲は、東京都豊島区と港区の一部地域のみ(2021年11月中旬現在)とかなり狭い(図6)。

このほか、提供範囲を戸建て住宅や一定規模以下のマンションに限定するギガ超えサービスもある(図7)。

自分に合ったプランを検討

まだサービスエリアが限定されているとはいえ、速度を重視してネット回線を乗り換える人にとって、ギガ超えサービスの動向は気になるところ。ここではその状況を探ってみた(料金は2021年11月中旬現在)。

前出のNURO 光はギガ超えの高速回線プランが豊富で、ラインアップが充実している。家庭向けの光回線としては、最大通信速度20Gbpsの「NURO 光 20Gs」や、10Gbpsの「同 G10T」などのプランが用意されている。最大通信速度が2Gbpsのプランは、戸建て・集合住宅向けの「同G2T」「同G2D」、集合住宅向けの「同forマンションM2T」「同forマンションM2D」に分かれている。

ほかの会社が提供する高速回線のプランは戸建てに限られていることが多いが、NURO 光はアパートなどの集合住宅でも導入できるのが利点。集合住宅専用プランは、集合住宅内でプランを利用する人数によって月額料金が異なる。集合住宅内に利用者が多いと料金が下がる仕組みだ(図8)。

NTT東日本と同西日本は、最大通信速度10Gbpsの「フレッツ光クロス」を提供している。現在は戸建て住宅を中心として提供中(集合住宅では、建物内に配管設備の構築が必要となる。管理組合などの承諾を得て工事できる場合もある)。サービス範囲も限られており、NTT東日本は東京都23区と一部地域、同西日本は大阪市と名古屋市だけだ。プロバイダーとの契約が別途必要だ(図9)。

NTTドコモは、最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」を提供している。ドコモのスマホとセットで光回線を契約すると割引サービスを受けられる。プロバイダーによって「タイプA」「タイプB」に分かれ、月額料金が異なる。プロバイダーの契約が別途必要な「単独タイプ」もある。同サービスの提供エリアは東京都23区と、狛江市、調布市、三鷹市の一部。大阪市と名古屋市でも提供されている(図10)。

au(KDDI)が運営するauひかりには、最大通信速度が10Gbpsの「ホーム10ギガ」と同5Gbpsの「ホーム5ギガ」の2種類のプランがある。契約期間やオプションサービスによって割引が細かく定められており、長期契約でオプションサービスの多いほうが割安になる。なお、現在のサービス範囲は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部のみとしている(図11)。

ソフトバンクが運営するソフトバンク光にも、最大通信速度10Gbpsの「ファミリー・10ギガ」のサービスがある。インターネットの利用は「ホームゲートウェイ(N)10ギガ」のレンタル契約が必要になる(図12)。

(ライター 田代祥吾)

[日経PC21 2022年1月号掲載記事を再構成]

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