ピント調整は手動だが台形補正は自動
画面のピントは本体側面のフォーカスダイヤルで調整する。本体が傾いて画面が台形で表示されても、補正機能の働きによって自動で長方形に切り替えてくれる(図5)。

画面は最大120型まで投映できる。ただし、それにはプロジェクターを壁から3.2メートル離す必要があるので、狭い部屋では距離を取れないかもしれない。それでも、1メートルで40型、2メートルで80型の画面を投映でき、大迫力の映像を十分に楽しめた(図6)。

投映画面はきめ細かくて見やすい。彩度や輝度が高く、明るい部屋でも色鮮やかに映像が投映される。特に赤の発色が良いのか、紅葉や赤い車の色合いに深みが感じられた。
画面入力はHDMI端子以外に、MiracastやAirPlayなど無線の映像入力規格にも対応する。ケーブルの接続が不要で、スマホの基本機能から接続できるので、アプリを入れる手間もない(図7)。
