パソコンの使用中に声で操作できるのは従来通り便利だが、Showモードを有効にすると、パソコンの未使用時に画面に天気やニュースなどが表示され、声をかけるとアレクサが反応する状態になる。スマートディスプレーの「Echo Show(エコーショー)」のように使えるわけだ(図3図4)。不要なパソコンに導入し、専用端末のように使ってもよいだろう。

図3 初回起動時にAmazonアカウントでログイン。続く初期設定画面で「Showモード」を有効にしよう。途中、「…サインインしてアプリを起動」と「…自動的にShowモードをオンにする」をオンにしておくと、パソコンを一定時間操作しなかったときに自動的にShowモードに移行する設定になる
図4 Showモードの画面には、「天気予報」「気象アラート」「予定」「話題」「スポーツ試合日程」「試合結果」などの情報を表示できる。表示する項目は、アプリの画面左にあるメニューで「設定」を選び、「Showモード」タブの「コンテンツコントロールを設定」ボタンからオン/オフできる

なお、Showモードは、一部のパソコンで利用可能。利用できない場合は「設定」に「Showモード」タブが表示されない。Echo Showと比べると、一部のスキルなど、対応しない機能もある。

コミュニケーション機能では、ほかのアレクサ搭載デバイスと音声やビデオで通話できる(図5)。筆者宅には複数のアレクサ搭載デバイスがあるので、パソコンで作業しながらほかの部屋にいる家族と会話できるのが利点。家中のすべてのデバイスに「ごはんだよ」などと一斉に伝えられるアナウンス(通知)機能も重宝している。もちろん、遠方にいる家族や友人などともコミュニケーションが可能だ。

図5 画面左で「コミュニケーションする」を選ぶと、自分が所有する、あるいは「連絡先」に登録した知人の「Echo(エコー)」シリーズ、Fire(ファイアー)タブレット、アレクサアプリを入れたパソコンなどのアレクサ搭載デバイスと電話やビデオ通話ができる

パソコン版のアレクサもかなり実用性が見えてきた。無料なので、まずは試してみるとよいだろう。

(ライター 青木恵美)

[日経PC21 2021年12月号掲載記事を再構成]