外出先や移動中にテレビ番組を見るのにうってつけの製品が、バッファローのネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」だ。
3倍録画で最大約386時間の録画が可能
HDDと3波対応のテレビチューナーを搭載しており、ネットに接続したパソコンやスマホなどでテレビ番組の視聴や録画ができる(図1)。HDDは2テラバイト(TB、テラは1兆)と大容量。標準画質で最大約209時間、3倍録画で最大約386時間の録画が可能だ。外付けHDDも追加できるので、容量不足の心配はまずないだろう。

nasne(バッファロー)
直販価格:2万9800円(2022年1月上旬時点)
●チューナー機能(放送種類):地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル●ストレージ:HDD 2TB●主なインターフェース:LAN端子(1000BASE-T)、アンテナ入力、アンテナ出力、USB 2.0●サイズ:幅44.5×奥行き187×高さ135ミリ●ファイル共有方式:SMB2.0
直販価格:2万9800円(2022年1月上旬時点)
●チューナー機能(放送種類):地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル●ストレージ:HDD 2TB●主なインターフェース:LAN端子(1000BASE-T)、アンテナ入力、アンテナ出力、USB 2.0●サイズ:幅44.5×奥行き187×高さ135ミリ●ファイル共有方式:SMB2.0
また、最大4台までのnasne同士で録画予約を振り分ける連携予約録画機能もあるため、複数台の運用もしやすい。ただし、一般的なHDDレコーダーと違い、映像出力端子を持たずテレビには接続できない。ネットワークを介した操作や再生に特化している(図2)。

もともと、nasneはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、ゲーム機向けに販売していた周辺製品だ。バッファローが販売を引き継ぎ、新機種を販売した。外観はほぼ同じだが、いくつか新しい機能を追加した(図3)。

例えば、バッファローが同社のストレージ向けに展開している「みまもり合図」機能を搭載したので、HDDの異常に気付きやすい(図4)。

ファイル共有機能も改良されており、ウィンドウズ10や11では設定なしでファイルにアクセスできる。録画ファイルの読み書きやユーザー制御などはできないものの、ちょっとしたファイルの共有に便利だ。さらに、メディアサーバーとしての役割も果たすので、保存した動画や音楽などを各種メディアプレーヤーアプリで再生できる(図5)。
