検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

家のネットが遅いなら 「回線・ルーター・子機」を疑え

Wi-Fi&光回線 困りごと原因徹底究明(2)

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

もはやWi-Fiなしの生活は考えられない。自宅でも職場でも、ノートパソコンやスマホがネットにつながっているのは当たり前。Wi-Fiは生活インフラの一つになった。それだけに、Wi-Fiの通信速度が遅いのはとても困る。仕事が滞ったり、せっかくの娯楽がストレスで台無しになったりする。自分のWi-Fiはなぜ遅いのか。前回に続いて、このパートでは、その原因を解明し、解決の道筋を示していこう。

Wi-Fiが遅いのは、(1)インターネット回線(2)Wi-Fiルーター(3)Wi-Fi子機のいずれかに原因があることが多い(図1)。

ネット回線では、契約プランの速度が遅いのが主な原因だ。10年以上前に契約したり、マンションに導入されているプランに加入したりしている場合は注意が必要だ。

一方、Wi-Fiルーターが抱えるのは、規格が古いという問題だ。Wi-Fiルーターは、パソコンのようにHDDやファンなどの駆動部分がなく故障しにくい。このため、10年以上同じ製品を使っている人も少なくないが、これがアキレス腱(けん)になる。いつの間にか、そのWi-Fiルーターは時代遅れになり、高速化したネット世界に置き去りにされてしまう。

パソコンが備えるWi-Fi子機も同様だ。古い規格の子機では、高速な通信は期待できない。さらに利用環境も大いに影響する。Wi-Fiルーターから離れたり障害物があったりすると、通信速度は一気に低下する。

家族それぞれ動画視聴するとパンク状態に

Wi-Fiが遅いと感じることが増えた根本的な原因は、ユーザーを取り巻く利用環境が変わったことだ。通信量の多い動画サービスが普及したり、親機に同時アクセスする子機の台数が増えたりと、家庭内のWi-Fiの通信負荷は増大する一方だ(図2)。

近年は、Netflix(ネットフリックス)、Hulu(フールー)などの動画配信サービスが人気だが、多くのサービスが高精細の4Kでも配信している。YouTube(ユーチューブ)も一部の動画は4Kでの視聴が可能だ。4K動画の視聴には20メガ~25メガビット/秒(Mbps、メガは100万)の通信速度が必要で、その水準を確保できないと自動的に画質が低下する。コロナ下で日常化したウェブ会議も10~30Mbpsの通信速度が必要だ。

さらに、最近は多くの家庭に複数台のパソコンや家族全員のスマホ、ゲーム機など、ネットに接続する機器がたくさんある。同時に通信するときは、各機器の必要量を合わせた通信速度を確保しなくてはならない(図3)。だからこそ、回線やWi-Fiルーター、Wi-Fi子機などを見直し、強化していく必要があるわけだ。

パソコンの通信状況をチェック

自宅のWi-Fiが全体でどのくらいの通信をしているかを把握するのは難しい。しかし、個別のパソコンについては、Windowsが備える「タスクマネージャー」を用いて、送信と受信のそれぞれでWi-Fiの通信速度を確認できる(図4)。

アプリごとの通信速度を知りたいときは、タスクマネージャーから「リソースモニター」を開けばよい。アプリごとに、送信、受信、合計の通信速度を確認できる(図5)。例えば、ウェブ会議が不安定なときは、ほかに通信しているアプリがないかを調べ、不要不急のものを停止させればよい。

これらのツールは直近60秒までの様子しかグラフに表示できないが、もっと長いスパンで調べたいときは、「GlassWire(グラスワイヤー)」というフリーソフトを使おう。このソフトはパソコンに常駐して通信を監視し、「月」「週」「24時間」などのスパンで通信状況をグラフ化できる(図6)。

(ライター 岡野幸治)

[日経PC21 2022年1月号掲載記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_