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地上波でオーディション番組増加 視聴率以外の理由は

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日経エンタテインメント!

オーディション番組が人気を集めている。最近では朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)内で放送された『THE FIRST』出身のBE:FIRSTがデビュー前から話題になった。さらにこの10月からは、2つの注目のオーディション番組が始まった。

テレビ東京では日曜午後9時の枠で『~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z』が放送開始。同枠は、モーニング娘。などが生まれたオーディション番組『ASAYAN』が放送されていた時間帯。今回はLDH JAPANが実施する史上最大規模のオーディション「iCON Z」に独占密着するほか「TikTok弾き語りシンガー ドラマ主題歌オーディション」や「人生で一度くらいドラマの主役をやってみたい人オーディション」なども実施。番組内で、複数のオーディションの過程を見せていく作りだ。

「タイトルにもある通り、Z世代を強く意識した。今の時代、若い彼らが夢を追いかけて精いっぱい頑張る姿を放送することで、その熱意が同世代を感動させるだけでなく、上の世代にも伝わり、世代間ギャップを埋めることにもなる」と同番組プロデューサーでテレビ東京制作局クリエイティブビジネス制作チーム部長の伊藤隆行氏は話す。MCに木梨憲武さんを起用したのも世代を超えて楽しんでもらう狙いがあるという。

外部のパートナーと組んでいるのも同番組の特徴。「TikTok弾き語りシンガー ドラマ主題歌オーディション」ではTikTokと組み、20秒動画を使って募集を行った。そこで選抜されてスタジオに呼ばれた候補者は、再びステージで45秒の演奏から審査が始まるという仕掛けだ。

さらに外部だけでなく、"内部"とも連携。弾き語りシンガーオーディションとドラマの主役オーディションの優勝者はそれぞれ、ドラマ主題歌担当と深夜ドラマ主演の機会が与えられる。局内のバラエティーチームとドラマチームがタッグを組んでいる形だ。今後も例えばスポーツ分野など、多様なオーディションを実施する予定だ。

日本テレビとFNC ENTERTAINMENT JAPANがタッグを組んだ『Who is Princess? -Girls Group Debut Survival Program-』(WIP)は、15人の練習生がガールズグループとしてデビューするメンバーの5人に入ることを目指す、サバイバル型の番組だ。

「15人ともすでに1年近くK-POP方式のトレーニングを受けており、今までのオーディション番組にはない高いレベルで競い合っている」と同番組のプロデューサーで日本テレビグローバルビジネス局IPビジネス部の伴在正行氏は解説する。WIPは日本だけでなくアジア各国でも放送・配信されており「世界で戦うための5人を選ぶため、これまでとは違った緊張感がある」と話す。

オーディションは放送と並行する形で進行しており、日本では日曜朝の『シューイチ』で速報するほか、火曜深夜の冠番組やHuluなどで多層的に展開する。『シューイチ』では10分程度、冠番組の『Who is Princess?』は30分枠、Huluでは「完全版」として1時間程度の番組を配信するという具合だ。

「実は、オーディション番組は視聴率的なメリットはそれほど重視していない。それよりも、ヒットするとSNSやネットメディアで広がりやすく社会的な影響が大きいため、局のブランド価値の向上につながる」と伴在氏は話す。

興味がない人間にも一定程度リーチできるテレビの力は、オーディションに広がりを持たせるという意味では非常に相性がよい。テレビ東京の伊藤氏は「旧来のビジネスモデルが崩壊している今、テレビ局はコンテンツメーカーとして新しいあり方を考えなければならない」とも指摘する。オーディション番組が次々と現れているのは、テレビ局がビジネスの方向性の転換を迫られるなかの、新たなトライアルの一環と言えそうだ。

(日経エンタテインメント! 上原太郎)

[日経エンタテインメント! 2021年12月号の記事を再構成]

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