旅立つ人への「寄せ書き」 ウェブで贈れば無料で簡単
人事異動や転職などで新たに旅立とうとする仲間に、「寄せ書き」を贈ることがある。だがこのテレワーク時代、在宅のメンバーに色紙をどう回すか、メッセージをどう集約するか、幹事にとって悩ましい問題だ。
ウェブの「寄せ書き」サービスとは
そんなとき便利なのがウェブの「寄せ書き」サービス。幹事がサービスに登録してデザインを選択。入力画面のURLをメンバーに伝えればよい。メンバーがそのURLを開いてメッセージを入力すれば、ウェブ上で寄せ書きが完成する。幹事が配置や飾りなどを工夫し、見栄え良く仕上げることもできる。
完成した寄せ書きは、ウェブ上で見てもらえるほか、PDFにして贈ったり、色紙や冊子に印刷したりして贈ることも可能だ。一般に、作成とウェブ閲覧は無料、PDF保存と印刷は有料になる。なお、ウェブで閲覧できる期間は限られるので注意しよう。
ウェブ閲覧やPDFでよければ「ヨセガッキー」が手軽だ(図1)。テンプレート(ひな型)は少ないが、色紙のようなイメージで寄せ書きを作れる。メンバーができるのはテキスト入力のみとシンプルな作りで、誰でも迷わず使えるのがいい。
主な「寄せ書き」サービス
ちゃんとした色紙で渡したいなら「ヨセッティ」がお薦め(図2)。テンプレートが200種類以上と豊富で、印刷に適した専用の色紙にプリントして贈れる。
ただ、色紙1枚に収められるメッセージ数は限られる。枚数が増えてしまう場合は、冊子にするという選択肢も検討しよう。「スゴヨセ」なら、アルバム感覚の冊子を製本して贈れて、メッセージの数に応じてページ数を増やせる(図3)。
各サービスの特徴を踏まえ、心を込めたはなむけとして贈ろう(図4)。
(ライター 青木恵美)
[日経PC21 2022年5月号掲載記事を再構成]
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