『総理の夫』への出演オファーを受けた時の感想は? 「『女性総理』というワードに引かれましたし、お話をいただいたときはうれしかったです」

独特すぎる衣装にインスパイアされて役作り

公開中の出演映画は、原田マハさんの小説を原作とした『総理の夫』。政治家である妻・凛子(中谷美紀)が日本初の女性総理大臣に選ばれ、突如「ファーストジェントルマン」となった鳥類学者・相馬日和(田中圭)の奮闘を描いたヒューマンコメディーだ。松井さんは、日和が働く鳥類研究所の同僚・伊藤るい役を演じている。

「最初に台本を読んだとき、るいはそこまで個性の強くない女性だと思いました。でも衣装合わせに行ったら、すごく派手な鳥柄のシャツが用意されていて、『えっ、こういう感じ!?』って(笑)。独特すぎて、一瞬、戸惑いましたね。これは普通に演じたら面白くないなと思って、『鳥オタクとしてキャラ付けしていいですか?』と監督に聞いたら、『そのほうがいいかもね』と。だから、背中を丸め、ガニマタにしました。恥ずかしいと思っていたら何もできないと思ったので、もう、思い切りやりました。そうしたら監督もノリノリになってきて、私も楽しかったです。

最上段左が松井さん演じる伊藤るい (c)2021「総理の夫」製作委員会

大事だと思ったのは、るいが日和に近づくシーン。普段着ない大胆な衣装だったのでソワソワしましたけど、るいはるいなりにがんばって、一生懸命セクシーなものを選んだんだろうなって。そういう思いを感じていただけたらうれしいです。

完成した映画を見たときは、感動しました。『もしも女性総理が誕生したら』という物語が面白いし、田中さんと中谷さんが演じる夫婦の関係性が素晴らしくいい。見終わった後、一歩踏み出す勇気をもらえるような映画だと思うので、笑って、泣いて、元気を出してもらえたらと思います」

取材は2021年9月上旬、緊急事態宣言下にある東京で行われた。もしも松井さんが総理大臣になったら、日本をどう変えたいのだろうか。また、るいは鳥に夢中だが、松井さんが今ハマっているものとは?

「自分が総理になったら? そうですね〜、ロックダウンします(笑)。早く新型コロナウイルス禍を収束させたいので、家から出ないように呼びかけたいです。

私が夢中になっているのは、サウナです。最近通い始めて、行けるときは週1で行ってますね。暑い中で我慢して、水風呂にバシャッと入って、外気浴してぼけーっとする。その時間が幸せですし、気持ち良くて、整います。最近では水風呂にも慣れてきて、15度、13度と水温を下げても楽しめるようになったんですけど、9度の水風呂に入ったときは、ヒリヒリするくらい寒かったです(笑)」

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