アディダスバッグ3選 高コスパで使いやすく、タフ
特集 人気スポーツブランドの大人向けバッグ(上)
オフィスカジュアルの浸透により、ビジネスバッグのカジュアル化も進んでいる。そこで今回は、人気スポーツブランドのバッグから、大人が使いやすいデザインのバッグを紹介する。ビジネス対応モデルや休日の普段使いに適したモデルなど、幅広く取り上げるので、自分のライフスタイルに合ったバッグを選んでほしい。
今回はアディダスの大人向けバッグを紹介する。落ち着いたデザインのため大人でも持ちやすく、日常的に使いやすい機能を搭載。それでいてスポーツブランドならではの丈夫さや手軽さを備え、コストパフォーマンスも非常に高い。バッグ選びに迷ったら、選択肢のひとつとして検討してみてはどうだろうか。
ビジネスにも対応する薄マチモデル
オールブラックのシンプルなデザインで、コーディネートやシーンを選ばず使用できる「モダン ユーティリティ 3WAYバッグ」。スクエアデザイン&薄マチ設計のため、普段使いはもちろんビジネスにも対応する。
薄マチながら、メインコンパートメントの内部に仕切りがある2層構造。パソコン(PC)スリーブこそないが、PCと書類を分けて収納するなど荷物をしっかり整理して入れられる。
小物収納に便利な大型フロントポケットを2つ搭載し、サイドにも縦型ポケットを備える。背面にも大きなポケットがあるため、薄マチだが収納力は高い。
上部とサイドに持ち手がついており、バッグの縦持ち・横持ちが可能。リュックストラップも備え、3通りの持ち方ができる。背面はメッシュ素材のため蒸れにくく背負いやすい。
また、本モデルは、プラスチック廃棄物をゼロにするアディダスの取り組みの一環として、一部にリサイクルナイロン素材を使用している点も特徴だ。
日常使いからアウトドアシーンまで対応
アディダスが1990年代初頭に展開していた「アディダス・アドベンチャー」シリーズは、幅広いアウトドアスポーツに対応する設計・デザインで多くのファンを獲得した。そんな同シリーズをオマージュした大型バックパックが、今回紹介する「アディダス アドベンチャー トップローダー バッグ」だ。
アウトドア要素の強いデザインを特徴とし、外装に多彩なポケットを搭載。フロントポケットはフラップ付きで、水や汚れから荷物をしっかり守る。右サイドポケットはドローコード付きのメッシュ仕様になっていて、ドリンクホルダーとして活用できる。
ファスナーの引き手には、グローブをしたままでも扱いやすいリングがつく。また、本体サイドのコンプレッションストラップでバッグの厚みを調整できるなど、アウトドアリュックに見られる装備が満載。
表地の素材は、丈夫なリップストップ仕様のリサイクルポリエステル。背面は通気性に優れたメッシュ構造で、パッド入りのため快適に背負える。ショルダーハーネスは長さを調節でき、チェストストラップも搭載する。
アウトドアリュックの機能性を持ちながら、ほどよいサイズ設計とシックなデザインで日常使いに対応。もちろん、収納性が高く背負いやすいため、アウトドアやスポーツシーンでも活躍する。
休日の街歩きに活躍するミニショルダー
ミニショルダーバッグ「アディダス アドベンチャーフラップバッグ(S)」は、休日の街歩きに最適だ。財布やスマートフォンなど最小限の荷物をコンパクトに持ち運べる。シンプルな構造だが、フラップ、フロント、内部にそれぞれポケットを搭載しており、小物を整理して収納できる。
前項のバックパックと同様、アディダスのアーカイブからインスピレーションを得た、90年代アウトドアギアのデザインを特徴とする。開口部に、懐かしい面ファスナー式クロージャーを採用するなど、当時のディテールを取り入れている点も見逃せない。
ショルダーストラップは取り外し可能。ほかに大きなバッグを持ち歩くときは、小物用ポーチとしても重宝する。カラーバリエーションは、写真のパープルのほか、オールブラックも展開。
プラスチック廃棄物をゼロにする同社の取り組みとして、表地には、耐久性の高いリサイクルポリエステル100%のリップストップ生地を採用している。
(ライター 津田昌宏、写真 宮前一喜、スタイリング 宇田川雄一)
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