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コクヨのオフィス向け1人用ブース カラフルさが注目

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日経クロストレンド

オフィス内に1人用のワークスペースを確保できるコクヨの「ワークポッド フレックス」。新型コロナウイルス禍で急速に普及したオンラインミーティング需要を見据えて、多様化するオフィスのインテリアと調和する10色のカラーバリエーションを展開している。

◇  ◇  ◇

コロナ禍でオンラインミーティングが一般化した中で生まれた悩みの種が、「どこでオンラインミーティングをするか」だ。企業がテレワークを推進し、出社人数を極力抑えた時期は過ぎ、新型コロナウイルス感染者数の減少とともに出社機会は増えている。人が戻りつつあるオフィスでのオンラインミーティング場所の確保が、オフィスの新たな課題となっている。

コクヨは、2020年7月にオフィス向けのブース「ワークポッド」を発売。電源や照明、換気機能などを確保した室内は、周囲の環境を気にせずオンラインミーティングに打ち込めるワークスペースとなる。ワークポッドはもともと、コロナ禍以前から、フリーアドレスのオフィスを中心に見られた、気兼ねなくテレビ会議や電話をしたいというニーズを捉え、19年ごろから開発を進めていた。19年末に商品化が決まった後、新型コロナ感染拡大が報じられるようになった。

ワークポッドを発売した20年7月はまさにコロナ禍中。オンラインミーティングサービスの普及もあり、出社して働く人々のニーズに合致した。発売後、「計画比250%で推移している。その状況が現在も続いている」(コクヨ ファニチャー事業本部 ものづくり本部 建材開発部 マーケティンググループ グループリーダー 岩室裕巳氏)。

価格を抑えたエントリーモデル

21年10月に受注を開始したワークポッドの新型が「ワークポッド フレックス」だ。オフィス向けブースはオフィス家具メーカー以外からも発売されるなど市場が拡大し、ワークポッドの中心価格帯より安価な商品が登場し始めた。そこで、より手ごろなエントリーモデルの追加を決定。ワークポッドとワークポッド フレックスはどちらもオープン価格ではあるが、ワークポッド フレックスのほうがワークポッドよりも20%ほど想定価格が低い。社内の生産インフラを活用するなどし、価格を抑えたという。

初代ワークポッドの本体色は、ホワイト、ブラックの2色展開だが、ワークポッド フレックスは、さまざまなオフィスのインテリアに合うように、本体色を10色に拡大したのが大きな特徴だ。

「オフィスの内装が多様化しており、ふさわしいカラーバリエーションを目指した。例えば、壁面を木質にしたいというニーズが多いことから、木目の本体色『ナチュラルオーク』『ブラウンウォールナット』を用意した」(コクヨ ファニチャー事業本部 ものづくり本部 革新センター プロダクトデザイングループ グループリーダー 大木一毅氏)

オフィスの色使いのトレンドに、木質化がある。従来、デスク天板といえば白やグレーが主流だったが、家庭のリビングのように居心地がいい空間が求められるようになり、オフィス内でも木材の活用が進んでいる。

ワークポッド フレックスの10色の本体色は、木目調の2色とホワイト、ブラックの4色をスタンダードカラーとし、そのほかに「ラフランス」「ペールターコイズ」など6色をアクセントカラーとした。アクセントカラーであっても、木質空間やカラートレンドに合うよう、グリーン系、イエロー系を中心に、落ち着きのある色を設定している。

ここ数年続くトレンドカラーのアースカラーを意識しつつ、本体が大きいため、強い色ではうるさくなるとの判断から、彩度を抑え気味の色をラインアップした。「中でも気に入っているのが、緑でも青でもないニュアンスカラーのアッシュグリーン。空間にアクセントが欲しい場合には、ペールターコイズのような、目に飛び込みやすい色を使ってもらいたい」(大木氏)

彩度を抑えた落ち着きある色使い

ワークポッド フレックスの内装には、好きな椅子を使用できるタイプ、ソファ付きのタイプ、スタンディングタイプの3種類がある。ソファの色のラインアップは6色で、オレンジ調の「ヘザーアプリコット」やレッド調の「バーシアンレッド」など、こちらも彩度を抑えた、落ち着きのある色使いだ。

ワークポッド フレックスは、受注開始後、「想定通り、順調に推移している」と岩室氏。

高まるオフィス向けブース需要を受け、近年の多様化するオフィスのインテリアに求められる色使いを採用したワークポッド フレックス。落ち着きある色使いで新たな選択肢を提示したことが、新商品の好調なスタートにつながっている。

(ライター 廣川淳哉、画像提供 コクヨ)

[日経クロストレンド 2022年1月5日の記事を再構成]

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