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SKY-HI 「俺たちは絶対にあなたの人生を応援します」

連載 SKY-HI「Be myself, for ourselves」特別編(2)

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

ぴあアリーナMMで1月29日・30日に開催されたライブイベント「THE FIRST FINAL」。このライブは、SKY-HIがオーディション「THE FIRST」をこれまで応援してくれた人々への感謝の気持ちを込めた「祭り」と位置づけたもの。前回の「SKY-HI 『何回生まれ直しても君たちと出会いたい』」に続き、1月30日の夜公演の模様をお届けする。[「BE:FIRST」や「THE FIRST」についてはこちら

「THE FIRST」の道のりを立体化してステージで見せるライブは、富士山合宿の2つ目「擬似プロ審査」へ。RYOKI、RAN、SHUNTO、TEN、SHOTA、RYUHEIによる『Move On』が赤を基調に凝縮感のあるステージ、LEO、SOTA、MANATO、JUNON、REIKO、RUIによる『Be Free』は一転して開放感のあるステージ演出。楽曲の解像度とパフォーマンスが格段に上がったステージは、オーディション当時よりも明確に、タイプの大きく異なる2曲が課題曲であった意味を見せてくれた。

そして、ステージは最終審査の1つ「クリエイティブ審査NEO」へ。ティーンエージャーであるSHUNTOとRYUHEIのユニット「96BLACK」の『addictive Art』、LEO、RYOKI、JUNONの「Club JRL」による大人の色気を感じさせる『Lonely Night』、RANとREIKOの「RanRei」が魅了する明るくキャッチーなディスコ調サウンド『Just FUN'ky』、SOTA、MANATO、SHOTAによる「Show Minor Savage」の音楽センスあふれる『No Cap Navy』が立て続けに披露された。ここのユニットパフォーマンスはファンが最も楽しみにしていたパートの1つだと思われるが、オーディション時より1歩も2歩も前進したステージを見せてくれたことに、今後への期待がふくらんだ。

リスペクトし合う関係性の構築に心を配る

「クリエイティブ審査NEO」が終わると、会場には最終審査の映像が流れた。「1年目の会社、初めてのボーイズグループプロデュース。興味本位やなんとなくでやってきたつもりはないです。『確実に日本の音楽業界に絶対必要な一歩であること』を、『日本にあふれる才能にとって必要な一歩であること』を常に感じながら進んでまいりました」「この一歩が本当に偉大な一歩であったと証明されるのは、きっと何年か先のことになると思います」などの当時のSKY-HIの言葉に続き、最終審査の課題曲であり、BE:FIRSTのプレデビュー曲でもある『Shining One』へ。

最終審査同様に「Team Shining」と「Team One」に分かれたパフォーマンスは、途中から2チームの同パート同士が歌い、サビでは全員が融合した10人で1つの大グループへ。個々のスキル面や心理的な成長だけでなく、「リスペクトし合う関係性」を築くことに繊細に心を配っていたSKY-HIを思い出した。もう1つ記憶がよみがえったのが、最終審査当日の彼ら。緊張感よりも全てをやり切った清々しさを浮かべた顔で、「一緒にパフォーマンスする最後の時間」へ楽しそうに向かっていった、あの日の彼らの後ろ姿だ。

だが、ステージは、そんな余韻に長く浸ることを許さない。間髪入れずに、「THE FIRST」以降のボーイズたちの躍進へ。全く軸がブレることのない絶妙な演出はさすがだ。1曲目は、BMSG第1弾アーティストであるNovel Coreの『THANKS, ALL MY TEARS』。BMSGにトレーニーとして所属するRANがコンテンポラリーダンスで楽曲の世界観を表現する。そのまま、1月18日生まれのNovel Core、SOTA、edhiii boiの3人による『118』へ。

「自分を輝かせようとしてるヤツって素敵」

そして舞台袖から現れたTAIKIの「もっと遊ぼうぜ、edhiii」の声で始まったのがSKY-HIとedhiii boi、RUI、TAIKIの4人による『14th Syndrome』。未来しか感じられないローティーンのはつらつとしたステージはまばゆいばかりだ。パフォーマンス後、下がろうとする彼らをSKY-HIが「ストップ、ストップ」と呼び止めるも、高揚感を抱えた彼らはなかなか気づかない。

SKY-HIは「RUIに預かりものあるなと思って」と、合宿審査を通過したメンバーだけが手にできた青いラバーバンドを「もうあなたは1人の立派なアーティストでしょう」と手渡す。そしてTAIKIにも同じバンドが手渡された。edhiii boiは、最終審査でデビューメンバーだけに渡された自身の名前入りのBMSGパーカーを受け取った。SKY-HIは、「3人それぞれの違う才能の輝かせ方が本当に素敵だと思って、心から年齢とか関係なくマジでリスペクトしてるから、また一緒にステージでやろうね」と締めた。

そこからSKY-HIの「本当にさ、自分を輝かせようとしてるヤツって、10代、30代、20代関係なく素敵だよね」の言葉に20代のSHOTAが「最高っすねー」と応えて、『me time』へ。Aile The Shotaの名前でソロアーティストとしてデビューを果たしたSHOTAもBMSGパーカーをここで受け取った。

ステージに1人立つSKY-HIがこう話す。「(小さなことでも)なんだって、昨日の自分よりいい自分になろうと思ってる人、それを実現しようと頑張ってる人は本当に素敵だし美しいと思うので、心から俺は、俺たちはそういう人を応援します」。そして、「もしも君があと少し、もう1日頑張ってみようと思うなら、俺はいくらだって力を貸すぜ」の言葉に続いて、REIKOのハイトーンボイスが会場に響き渡り、『One More Day』が始まった。

「あなたが目にしたものが『THE FIRST』でした!」

「THE FIRST」の第1フェーズは、BE:FIRSTのデビューまで。舞台が暗転し、会場が静まり返るなか、ポップアップでBE:FIRSTの1人1人がステージに姿を現した。最終審査のメンバー発表時に名前を呼ばれた順番での登場だ。オールブラックのスタイリッシュなセットアップで、ヘアスタイリングも一新した姿は、華々しいメジャーデビューを果たした「格」を感じさせた。メジャーデビュー曲『Gifted.』で圧巻のパフォーマンスを見せる。

長い時間、観客の拍手を浴びたのち、1月31日配信の新曲『Brave Generation』を披露。SKY-HIとNovel Core、そしてトラックメーカーのKMの3人によって作成された楽曲で、ロッキッシュなサウンドとアグレッシブなパフォーマンスは、BE:FIRSTの際限のないポテンシャルを感じさせてくれた。さらに今春リリース予定の2ndシングル『Bye-Good-Bye』も初披露。そして、7人のプレデビュー曲『Shining One』で、BE:FIRSTのパートが幕を閉じた。

『To The First』のイントロが始まると、富士山合宿で冒頭のパートを歌ったRUIが登場。その後、RAN、SHOTA、REIKOも姿を見せ、合宿最終審査の11人がそろい、ステージ上でハグし合う。そして審査時と同様、SKY-HIも、BMSGパーカー姿を見せる。最後は「THE FIRST」参加メンバー全員がステージ上に現れ、盛大に紙吹雪が舞い上がった。

SKY-HIのソロパフォーマンスによる『To The First』で始まったこのライブは、「THE FIRST」の仲間たちによる『To The First』で終わった。「あなたが目にしたものが、2021年に日本にあった『THE FIRST』でした!」とシャウトするSKY-HI。メンバーも口々に感謝を述べ、ステージを動き、会場の隅々まで手を振る。

そして、「『THE FIRST』にとってもBMSGにとっても絶対に忘れちゃいけないこの男」とNovel Coreが招かれた。「Novel Coreと2020年にBMSGを作ったときは、たった2人でした。今、これだけの愛情に囲まれていることは、ただの偶然やラッキーではなかったと思います。心から愛と感謝とリスペクトを。ありがとうございます」「これは決して悲しいサヨナラじゃなくて、新しい時代のスタートだと思って、願わくはこの『THE FIRST』があったことを心の傍らに、それぞれの人生をそれぞれの形で最高にしていきましょう。俺たちは絶対にあなたの人生を応援します!」

強く熱い志を持ってBMSGを立ち上げたSKY-HIが、Novel Coreと出会い、さらに「THE FIRST」を通じて志を同じくする若い仲間たちと出会った。互いが共鳴し、リスペクトし合い、これから前人未到の未来を切り開いていく――このライブは、改めてその瞬間に立ち会えたように思えた。所属や立ち位置は違えども音楽ファーストの心のもと1つになれる強い関係性、さらにはBMSGが擁するアーティストたちの個性と今後のコラボレーションなど、様々な展開の可能性を強く感じさせたライブだった。「THE FIRST」に幕を下ろすと同時に、高らかに新たなフェーズへのスタートを告げたBMSGの今後に期待したい。

ライブイベント「THE FIRST FINAL」
 2月28日までHuluストアにて独占配信中。併せて見たいのが、ライブの裏側に密着した『BE:FIRST Gifted Days Road to THE FIRST FINAL』(Huluにて配信中)だ。また、BE:FIRSTの『Brave Generation』の本ライブのパフォーマンス映像は、2月28日までYouTubeチャンネルで公開している。先に公開されたLyric Videoは1週間で再生回数は約140万回、ライブのパフォーマンス映像は24時間で50万回を突破。プレデビュー曲『Shining One』、デビュー曲『Gifted.』とも異なるボーカルとダンスの表現に、BE:FIRSTの無限の可能性を感じさせる。
SKY-HI(日高光啓)
 1986年12月12日生まれ、千葉県出身。ラッパー、トラックメーカー、プロデューサーなど、幅広く活動する。2005年AAAのメンバーとしてデビュー。同時期からSKY-HIとしてソロ活動を開始。20年にBMSGを設立し、代表取締役CEOに就任。現在、21年10月27日にリリースしたオリジナルアルバム『八面六臂(はちめんろっぴ)』を引き下げた「SKY-HI HALL TOUR 2022-八面六臂-」のツアー真っ最中。ライブの映像は2月26日からHuluストアにて独占配信される。

【過去の記事一覧と「BE:FIRST」についてはこちら

(ライター 横田直子)

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