日経ヘルス

肩の深い凝りを解消する深部リンパ節ほぐし

わきがほぐれたら、今度は肩をつかんでひじを回します。腕を少し前に出したら、反対側の手で肩をぎゅっとつかみ切ります。肩をつかんだまま、ひじで円を描きます。前回し、後ろ回し5回ずつ。反対側も行います。

肩をつかむ場所を微妙にずらすとほぐれる場所が変わります。気持ちいいところをつかんで行ってみましょう。

二の腕の深い凝りにアプローチして、むくみを改善

最後は、二の腕のむくみが気になる人にお薦めのほぐしワザです。腕を前に出して、手のひらは上向きにします。反対側の手で、二の腕の振りそでを下から強めにつかみます。

しっかりつかんだまま、ひじを前後に5回、曲げ伸ばしします。場所をずらして、3カ所それぞれ5回ずつ曲げ伸ばししたら、反対側も同じように行います。

最初はつかむだけで痛く感じる場合もあるかもしれませんが、イタ気持ちいいと感じるくらいにしっかりつかんで行ってみましょう。こまめに続けることで次第にほぐれてくると、つかんだときの痛みも軽くなっていくようです。

次回は、背面の凝りを自分でほぐせる、テニスボールを使ったほぐしワザを紹介します。

崎田ミナさん
イラストレーター・漫画家。1978年群馬県生まれ。ヨガで長年のうつ症状を克服。その経験をふまえた作品『自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ』『自律神経どこでもリセット! も~っとずぼらヨガ』(飛鳥新社)が大ヒット。ヨガのポーズでの“伸びる感覚”や、解剖図をもとに描かれる筋肉や骨の状態を“見える化”した、独自のマンガ表現は、見ているだけで効果がわかると定評がある。最新刊は『自分の手でときほぐす! ひとりほぐし』(日経BP)。

[日経xwoman(日経ヘルス)2022年1月7日の記事を再構成]※情報は掲載時点のものです

究極のほぐしワザがおうちで再現できる
『自分の手でときほぐす! ひとりほぐし』
肩こり、たるみ、ストレスなど、自分でできるほぐしワザをマンガで図解。
大学教授から鍼灸師まで、7人の専門家が指導するほぐしワザの力加減やもむ場所が一目瞭然。頭から足先まで気持ちよくほぐせます。
著者:崎田ミナ
発行:日経BP
定価:1540円(10%税込み)

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