日経PC21

初期セットアップをやり直す

再起動するとWindows 11の初期セットアップ画面が開くので、言語や日本語入力ソフト(IME)、ネットワークなどを設定していく(図11図13)。Home版ではインターネット接続が必須なので注意。有線LANならネットワークの設定は不要だ。その後、最新アップデートの確認とダウンロードが完了すると、パソコンの名前を指定する画面になる(図14)。入力しなくても自動的に適当な名前が付けられ、後から変更もできるので、「スキップ」を選んでもかまわない。

図11 再起動後、Windows 11の初期設定画面が開く。最初に地域の選択画面になるので、一覧から日本を選択して「はい」を押す(1)(2)
図12 キーボードレイアウトが「Microsoft IME」になっていることを確認して「はい」を押す(1)(2)。ほかの言語入力が不要なら「2つ目の…」では「スキップ」を押す(3)。中国語などのIME(入力ソフト)も追加できる
図13 一覧から接続するWi-Fiルーター(SSID)を選び(1)、その暗号キー(パスワード)を入力する(2)(3)。接続したら「次へ」で進める(4)。有線LANの場合はケーブルを接続して「次へ」を押す
図14 最新アップデートの確認とダウンロードが実行されるので待つ。しばらくすると入力画面が表示されるので、パソコンの名前を決める。この名前がファイル共有などで使われる

Home版の新規インストールではMicrosoft(MS)アカウントが不可欠だ。その入力画面が開いたら、自分のMSアカウントを入力する(図15)。持っていない場合は、同じ画面から作成できる。作成する場合、Gmailなどの手持ちのメールアドレスを登録する方法と、@outlook.jpのメルアドを新規取得する方法の2種類がある(図16)。最後にパスワードを登録すれば作成は完了だ(図17)。

図15 自分のMicrosoft(MS)アカウントのメールアドレスを入力し、画面の指示に従ってサインインする。もし、MSアカウントを持っていない場合は「作成」を選ぶ
図16 図15の画面で「作成」を選ぶと、MSアカウントの作成画面に切り替わる。既存のメールアドレス(プロバイダーメールやGmailなどでもOK)を使う方法と、新たに@outlook.jpのメルアドを取得する方法がある
図17 続いてMSアカウントのパスワードを設定する。例えばGmailのメルアドで登録した場合、このパスワードはGoogleアカウントのパスワードとは別にマイクロソフトが管理するものなので注意しよう

Windows 11にサインインするときは原則、このMSアカウントを使うが、Windows 10と同様に生体認証やPINといったサインイン方法も備えている。続いてその設定画面に切り替わるので、指紋認証や顔認識などの生体認証機能を備えたパソコンでは、画面の指示に従って設定しておくとよい(図18)。PINは数字による暗証番号で、4桁以上の好きな数字を設定する(図19)。

図18 指紋認証を搭載するパソコンの場合、指紋認証を勧められるので「セットアップ」で初期設定する(1)。設定は画面の指示に従う(2)
図19 PINの作成画面では「PINの作成」を選び、「5963」「1192296」など自分で決めた4桁以上の暗証番号を入力する(1)~(3)。PINはそのパソコンだけで有効なパスワードで、Windows 11にサインインするときに使う。毎回MSアカウントの複雑なパスワードを入力しなくて済む

「ドキュメント」などをクラウド上に置くか決める

その後、「デバイスのプライバシー設定の選択」や「エクスペリエンスをカスタマイズしましょう」といった設定が続く(図20)。最後にOneDrive(ワンドライブ)を利用した自動バックアップのオンオフを選ぶ(図21)。「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」の実体をクラウド(OneDrive)上に置くかどうかの設定だ。

図20 「デバイスのプライバシー設定の選択」では、特に問題なければ「はい」のまま「同意」を選ぶ(左)。利用したアプリなどのプライバシー情報を送信されるのが嫌なら2つとも「いいえ」にする。「エクスペリエンスをカスタマイズしましょう」は「スキップ」でかまわない(右)
図21 「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」をクラウドストレージのOneDrive(ワンドライブ)に自動でバックアップ(アップロード&同期)するか否かを指定する。自動バックアップする場合、上記3フォルダーの実質的な保存先がOneDriveになる。しない場合でも、ウェブ版のOneDriveや同期フォルダーの「OneDrive」は利用可能だ

以上が完了すると、ファイルのダウンロードが始まる。その間はWindows 11の機能紹介が表示されるので確認しておこう(図22)。完了後にサインインすると、Windows 11のデスクトップ画面が表示される(図23)。

図22 すべての設定が完了すると、セットアップに必要なファイルのダウンロードが始まるので、完了するまで待つ
図23 完了すると再起動してサインイン画面が表示されるので、「Enter」キーを押してサインインする。初回はパスワードやPINの入力は不要だ。しばらくすると11のデスクトップ画面が表示される

(ライター 田代祥吾)

[日経PC21 2021年12月掲載記事を再構成]