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ももクロ高城れに 仕事への「欲」が出てきた2年間

ももいろクローバーZ高城れに×川上アキラ(後編)

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

スタジアムクラスの大会場から、地方都市のホールまで、大小様々な会場でバラエティ豊かなライブを繰り広げるももいろクローバーZ(ももクロ)。有観客のライブが自由に開催できなかったこの2年間は、VR(バーチャルリアリティ)やXR(クロスリアリティ)などの新技術を生かした配信ライブや、メンバーそれぞれの個別活動など、今、できることは何かを考えながら活動してきました。その2年間をももクロの生みの親、川上アキラ氏が振り返った単行本『ももクロ流 2020-2021』が発売されます。それを記念して、川上氏と高城れにさんのインタビューをNIKKEI STYLEに転載します。現在発売中の『日経エンタテインメント!』2022年1月号の連載には掲載しきれなかった部分も入った「完全版」です。「ももクロ高城れに 今までの活動は全部つながっている」に続く後編では、2年間の活動を振り返ります。

2年間で増えた仕事の引き出し

――連載をまとめた4冊目となる単行本『ももクロ流 2020-2021』が発売されます。ライブの復活が見えてきた今、新型コロナウイルスが広がった2年間を振り返る形です。この単行本で改めて高城さんの活動を振り返ったのですが、VRライブから始まって、ドラマの主演、旅モノのテレビ番組出演、そしてソロアルバムなど、大活躍の2年間でした。

高城 ありがたいですね。全部印象に残っています。自分のなかでも仕事に対する考え方や感じ方が変わった2年だったと思います。いい意味で欲が出てきたと思うんです。

川上 いいですねえ。

高城 同時に、なんでこれができないんだろう、うまくいかないんだろうという自分に足りない部分もはっきり分かるようになってきたんです。1つひとつの仕事で思うことが違うんですけど、例えばソロアルバムの後に出させていただいた歌番組などは、もっと落ち着いてできたんじゃないかなって。本当に緊張しいなんですよ。そこを克服したいんです。

川上 僕なんか早起きした朝、テレビをつけたら高城さんが歌っているのを見てびっくりしました(笑)。その後、氷川きよしさんが出てこられたから、改めてソロで歌番組に出るってすごいなあと思ったんです。ディレクターの考えに沿ったパフォーマンスをしていたし、立派なもんだなあと見ていたのですが、そうですか、もっとできましたか(笑)。向上心がおありなのは素晴らしいですよ。あと、高城さんは2年間で一度も体調を崩されなかったですよね。言わなかっただけかもしれませんが(笑)。

高城 崩してません。

――単行本の座談会でも、メンバーが「れにちゃんが支えてくれた」と言っていました。

川上 あと、野球という引き出しもできたじゃないですか。阪神タイガースの佐藤輝明選手をきっかけに。

高城 それは大きかった。

川上 先日も元野球選手の方と対談されたんですよね。

高城 そうなんです。嶋尾康史さん。野球選手から俳優になられて、今は演出家やアイドルのプロデュースでも活躍されているけれど、その方と『月刊タイガース』で対談したんです。私、あの雑誌、毎月買ってるんですよ。それに出られるなんて、信じられない。自分がここに載るの? めちゃくちゃうれしいって(笑)。

――はまっていますねえ。

高城 アニメ、アイドル、野球、この3つが私の中で熱いです。アニメは『ウマ娘』や『五等分の花嫁』とか好きな番組がいっぱいあって、グッズが増えて家が大変なことになっています。

川上 引き出しが本当に増えたよな。

高城 私は今まで1つのものにはまったことがなくて。浅く広くだったんですが、21年は深いモノにはまったなという印象です。

川上 『ラヴィット!』(TBS系)だって2回出たでしょう。あれも番組からの高城さん指名だから。

高城 あれはこの連載を見たのがきっかけだよ。

川上 え、そうなの?

高城 今週新譜をリリースする人は誰だろうと『日経エンタテインメント!』を見ていたら、私が新譜を出すことを知ったそうです。

川上 へえ、それで呼んでくださったんだ。でもその次にも呼んでいただいたから、それは1回目に期待に応えられたということでしょうからねえ。あと、高城さんはナレーションの仕事が増えたのがうれしいですね。

――news every.の特集「自閉症のアニマル画家 亡き母との約束」やNNNドキュメント『ホームルーム~伍朗ちゃんがいる教室~』などですね。

川上 彼女の声の良さが分かってもらえるようになった。思い出すなあ、11年のスタジオで「私の歌割りがない」と沈んでいる高城さんに、「大丈夫、声はいいんだよ。声に表情のない奴なんて売れないんだから」と声をかけたことを。

高城 思い出したくもない思い出ですね(笑)。

――22年はどんな年になりそうですか。ちなみに18年のこの連載では、「新潟に1人旅をしたい」と言っていました。

川上 あ、それ、聞いた覚えがある。

高城 まだ1人旅はできていないけれど、旅番組で大自然に触れあうことができたから、満足しています。

川上 高知に行った番組も良かったよなあ(BS TBSの『JNNふるさと紀行』)。あれは高城さんしかできない仕事ですね。うまいんですよ。(笑福亭)鶴瓶さん的というか、ここへ行ったら面白いだろうというところへ行けるんです。地元の人とも触れ合えるし。

――そういう意味では、コロナ禍でももクロとしての活動が制限されたのも幸いしたのでしょうか。

川上 どうですかねえ。ライブがあっても、そんなに制限はされないと思うけれど。

高城 でも21年の後半は有観客ライブもありながら、個人の仕事もできたから、「あ、できるんだ」と思った。ももクロがあるから、ソロでの仕事ができる、というのは分かっているので、22年もそこは両立していきたいですね。この2年間で、こういう仕事をしたい、という欲が出てきましたから。22年は、20年、21年以上にいろんな仕事をしたいです。

川上 高城さんは何か仕事が重なったときも「両方やる」って言うんですよ。そうするとそれが実現するんですよ。

高城 言葉にしていれば、それを引き寄せるんです。それをこの連載で学びました。

――連載は高城さんの有言実行の記録ですね。ちなみに次にやってみたいことは?

高城 先日、出演させていただいた「やつい生誕祭」(11月16日)でアシスタントMCをさせていただいたのですが、すごく楽しかった。だから22年は司会やMCをもっとやれるようになりたいです。

川上 いいですねえ、高城さんは根が芸人ですから。

高城 違う、それは違う!

川上アキラ書き下ろし+本誌連載で本当のももクロが見えてくる
『ももクロ流2020-2021』
メンバー座談会も!
 
 2020年、2021年の2年間、ももクロはどんなことを考え、どんな活動をしてきたのか。川上アキラ氏の振り返りと、メンバー座談会、そしてリアルタイムでメンバーと川上マネージャーが語り合った2年間の連載で検証します。連載の再録には、現時点から当時を振り返る「メンバーコメンタリー」も収録。「『約束のネバーランド』で盛り上がった百田さんが、今、夢中になっているマンガは?」(2020年11月号)、「玉井さんが、ソロ曲を作るならこんな曲にしたいと考えているイメージは?」(2021年7月号)、「入院中の佐々木さんが病院で買って食べていたものは?」(2021年9月号)、「プロ野球に熱中している高城さんが現在加入している配信サービスは?」(2021年8月号)などなど、知りたい情報が満載です。(1650円/日経BP)

(日経エンタテインメント!編集委員 大谷真幸)

ももクロ流 2020-2021

著者 : 川上アキラ
出版 : 日経BP
価格 : 1,650 円(税込み)

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