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志田彩良 おしゃれな祖母にもらったシャネルのバッグ

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NIKKEI STYLE

『ドラゴン桜』『ゆるキャン△』シリーズなどの人気ドラマで脚光を浴びた、女優の志田彩良さん。お気に入りのシャネルのバッグや好きな洋服、仕事道具の鏡やノートについて語ってくれた。

祖母から受け継いだ、シャネルのバッグ

「私の思い入れのあるモノは、祖母からもらった、シャネルのバッグです。私の祖母はおしゃれな人で、幼少期から『こんなブランドがあるんだよ』と教えてもらってきました。そんな祖母が、何十年も前に買って大切にしてきたのが、このバッグ。私が成人したらあげようと思っていたみたいで、20歳の誕生日に譲り受けました。

もらったときは、すごくうれしかったです。でも、『こんなお高いモノを、もらっちゃっていいの?』と思いました(笑)。自分にとっては、初めてのハイブランドのバッグ。最初は恐る恐る持っていて、使うのは、成人式や作品の打ち上げ、おしゃれをして出掛けたいときくらい。でも最近はお仕事のときなどにも使うようになりました。

お気に入りのポイントは、おばあちゃんが使っていたものだということ。大切にしていたものを譲り受けたので、より魅力的に見えるし、大事に使いたいなと思えます。そして、持つと気分が上がるところもポイント。ちょっと大人になった気分になります」

「1歳の頃から自分で靴を選んでいた」という志田さん。「好きなモノは?」と聞くと、一番に「洋服」と答えた。

「ブランドにはこだわりがなくて、古着も好き。新品と古着、同じくらいの比率で着てますね。古着の魅力は、人とかぶらないこと。自分しか持っていない服を着ているという特別感があります。あとは、味です。ジーンズなども、古い方が味があってすてきだなと思います。最近は古着屋さんで買うだけでなく、祖父母から、お下がりでもらうことも多いです。祖父がかわいいシャツを着ていると、『それ、いらなくなったらちょうだい』とよく言っています(笑)」

雨にぬれると透明になる「サンカヨウ」

公開中の主演映画は、窪美澄さんの小説を映画化した『かそけきサンカヨウ』。映画『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018年)、『mellow』(20年)で志田さんを起用してきた今泉力哉監督の作品だ。志田さんは、父親の再婚で新しい家族を迎えたり、淡い恋をしたりしながら成長していく高校生・国木田陽を演じる。

「最初に今泉監督とご一緒した『パンとバスと2度目のハツコイ』の打ち上げの席で、『いつか志田さん主演で映画を撮りたい。そのときはよろしくお願いします』と仰っていただきました。それから、今泉作品に主演することを1つの目標にしてきたので、こんなにも早く実現していただけて、ありがたい気持ちでいっぱいでした。また、この作品は、所属事務所『テンカラット』の25周年記念作品でもあります。その主演に選んでいただいたということもありがたく、うれしかったです。

演じた陽は、一見大人びて見えるけど、実は弱い部分もある女の子。その繊細さをどうやったら伝えられるだろうと考えて、今までと違うやり方に挑戦しました。普段は台本に書かれていない部分まで深掘りして役作りをしますが、今回はあえてセリフを頭に入れるだけで現場に入りました。そして、その場で感じたものを素直に相手に伝えるようにお芝居をしたら、これまでと違う表情や演技ができました」

劇中で印象的なのは、タイトルにもなっているサンカヨウ(山荷葉)。山奥の湿った場所に生える多年草で、その花びらは、雨にぬれると透明になるという。

「すごく不思議なお花だなと思いました。なぜ透明になるんだろうって、今でも不思議です。小説に『こんなふうに、私も透明になりたい』という陽の言葉がありますが、陽も外からのいろんな刺激を受けて、どんどん心が透き通っていく。その様子が、まさにサンカヨウみたいだなと思いました。

完成した映画を見て感じたのは、思いを言葉にして、直接伝えることの大切さ。SNS(交流サイト)の普及や新型コロナウイルス禍で機会が減っていると思いますが、そういった大事なことを思い出したり、大切な人を思い出したりしてもらえたらうれしいです」

買ってよかったのは掃除機、憧れはライカ

小学6年生のときに、スカウトされて芸能界入り。そこから約10年かけて地歩を固めてきた志田さん。壁にぶつかったときは、どのようにして乗り越えてきたのか。

「私はものすごく負けず嫌い。オーディションに落ちたら、その悔しさを原動力にして乗り越えてきました。現場で誰かが良いお芝居をされていたら、『私ももっと成長したい』と奮起することも多かったですね。

日々意識しているのは、いろんな作品を見ることです。そして『この女優さんの表情はすてきだな』と思ったら、鏡の前でまねしてみる。自分が悲しくて涙を流しているときも、鏡を見て、『こういう顔で私は泣いているんだな』と確認したりします。役作りのためにノートもつけています。書く内容は、役の性格や、人物の相関図など。『ドラゴン桜』のときは親からドメスティックバイオレンス(DV)を受けている子の役だったので、DV被害についての資料を片っ端から調べ、大切だと思う言葉を書き出しました」

地道な努力が実を結び、近年、主演やヒロイン役が増えている。そんな志田さんが、最近買って良かったものとは?

「母の誕生日に、兄と2人でダイソンの掃除機をプレゼントしました。コードレスなので使いやすくて、吸引力もすごい。自分もその掃除機を借りて、よく掃除してます。

今、欲しいものですか? うーん、表情の演技力が欲しいです(笑)。あと、フィルムカメラが趣味なので、いつかライカのカメラを使ってみたいです。シャネルのようなハイブランドのバッグも、いつか買えたらいいなと思います。もうちょっと年齢を重ねたり、大きな仕事を乗り越えたりしたときに、自分へのご褒美として買ってあげたいですね」

志田彩良(しだ・さら) 1999年生まれ、神奈川県出身。スカウトを受けて芸能界入り。13年から15年にかけてファッション誌『ピチレモン』の専属モデルを務めた。14年に女優デビュー。17年の映画『ひかりのたび』で長編初主演を飾った。以降、『mellow』(20年)、『鬼ガール!!』(20年)などの映画で活躍。出演ドラマには『チア☆ダン』(18年)、『ゆるキャン△』シリーズ (20年〜)、『だから私はメイクする』(20年)、『ドラゴン桜』(21年)などがある。

『かそけきサンカヨウ』

高校生の国木田陽は、幼い頃から音楽家の父と二人暮らし。家事を担いながら、平穏な日々を送っていた。しかし父が再婚。新たな家族との暮らしに戸惑う一方で、実の母への思いが募っていく。ある日、同級生の陸を誘い、実母の絵の個展に足を運ぶのだが……。監督・今泉力哉 原作・窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)所収『かそけきサンカヨウ』  脚本・澤井香織、今泉力哉 出演・志田彩良、井浦新、鈴鹿央士、中井友望、鎌田らい樹、遠藤雄斗、石川恋、鈴木咲、海沼未羽、菊池亜希子、西田尚美、石田ひかり 全国ロードショー中

(文 泊貴洋、写真 藤本和史)

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