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「迷惑メール」を撃退し、受信トレイをスッキリさせる各種の手法を3週にわたって解説してきた連載。最終回となる第11回はメールアドレス漏洩を極力防ぐ 自衛の策を紹介する。

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迷惑・詐欺メールが一向に減らず日々増え続ける──。原因は常日ごろからメルアド漏洩対策に無頓着なせいかもしれない。図1に挙げた6つのチェックポイントに覚えがある人は、自らの行為で迷惑メールを増やしている可能性がある。考え方を改めてしっかりと対策をしよう。

図1 迷惑メールや詐欺メールを防ぐには、メールアドレスが漏洩しないように対策することが大切。ウイルスに感染しないようセキュリティーを強化すると同時に、怪しい懸賞への応募で漏らすような愚も犯さない

ウイルスやスパイウエアなどのマルウエア(悪意のあるプログラム)の中にはメルアドや連絡先を盗むものもある。この防御策はセキュリティーの強化に尽きる。OSやアプリ、セキュリティー対策アプリの定義ファイル(ウイルス情報)を常に最新版に更新しよう(図2)。

図2 パソコン内のアドレスやパスワードを収集するウイルスやスパイウエアがある。感染を防ぐには、OSやアプリを常に最新の状態にしておく。セキュリティー対策アプリの更新も怠ってはいけない

アプリの中には、メルアドや連絡先などにアクセスするものがある。マイクロソフトストアで配布されているものは、インストール前に「権限」を確認しよう(図3)。機能的にコミュニケーションとは無関係なのに連絡先へのアクセス権限を要求するアプリは怪しい。

図3 個人情報を盗むことを目的としたアプリをうっかりインストールしてしまうと、メールアドレスや連絡先リストが悪意のある第三者に送信されてしまう。コミュニケーションとは無関係なのに連絡先へのアクセス権限を要求するアプリは要注意。マイクロソフトストアなどでアプリをインストールする際は「権限」をよく確認しよう

写真はイメージ=PIXTA

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