日経Gooday

次の五輪については…

――今後の予定はまだ決めていない?

このまま柔道を終えても良いかなと思うこともありますが、出場したい試合もあるので、やるんだと思います。でも、簡単に次の五輪を目指すとは言えません。柔道着の袖に腕を通して畳の上に上がれるようになるのが第一の目標。そこから自分の気持ちがどうなるか、ですね。

――最後に、日常生活でもできる体を鍛える方法など、読者にアドバイスがあればお願いします。

体力を落とさないという意味で言うと、柔道は俊敏性も大事なので、一気に心拍数を上げるトレーニングをするんです。階段ダッシュや坂ダッシュなどはその定番ですが、天理大学の近くに名物の階段があり、そこでよくダッシュしていました。柔道界で「階段ダッシュ」をはやらせたと言ってもいいぐらい、私や後輩は階段ダッシュに自信があります(笑)。「皆さんも階段を見たらぜひ」と言いたいですが、駆け上がらずとも、日常の中で階段を使うなど、日々の生活に少し負荷をかけるだけで、いい運動になると思います。そんな私もトレーニングで階段を見るとうずうずして駆け上がりたくなりますが、日常では階段ではなくエレベーターを使ってしまうんですけどね(笑)。

写真=厚地健太郎

(ライター 高島三幸)

大野将平選手
1992年山口県生まれ。天理大学大学院修了。旭化成所属。得意の大外刈りや内股などを駆使したしっかり組んで投げる正統派の柔道で、2016年リオデジャネイロ五輪73kg級で金メダルを獲得。19年東京で開催された世界柔道選手権で6試合オール1本勝ちで優勝。けがによる不戦敗を除き14年から外国人選手に負け知らずで臨んだ2021年東京五輪73kg級で、連覇を果たす。

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