検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

『あなたの番です 劇場版』 主演の2人はどう挑んだ?

主演対談 手塚翔太役・田中圭×手塚菜奈役・原田知世

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

2019年4月期に放送され、最終回の総合視聴率は25%の高記録を獲得(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)。マンション内で発生した連続殺人事件をめぐる考察が回を追うごとに加熱し、SNSの世界トレンドも5度1位になったドラマ『あなたの番です』が映画化。主要キャストの設定はそのままで、ドラマ版とはまた別の結末で新たに物語が描かれる。

――映画化を聞いた際の感想は?

原田知世 まずはみなさんとまたご一緒できるということが、すごくうれしかったです。ドラマでは私の演じる菜奈さんが物語の途中で殺されてしまったのですが、映画ではもう一度(田中が演じる夫の)翔太くんと新しい人生を生き直せましたし。

田中圭 最初は「どこを書くの?」「どういうこと?」と思いましたけども(笑)、プロットが書かれた企画書を見て、すごく面白そうだなと感じました。

原田 マンション内での連続殺人事件だったものから(設定が)変わると聞いて、私も最初は「どういうふうにするのかな」と思いました。でも舞台がクルーズ船と聞いて、確かに海の上だから逃げ場がないし、そこで連続殺人が起こるのは本当に怖いじゃないですか。いいアイデアだなと感じました。

――田中さんは現場で「菜奈ちゃんが生きている……」と、涙ぐんでいらっしゃったそうですね。

田中 もうクランクイン初日から涙腺がヤバかったです(笑)。全然何でもないシーンでも、翔太にとっては当たり前にすごいことが起きているので。「本当に良かったな」と、グッと来ました。

――「この現場に戻ってきたな」と感じたのは、どういう場面で?

原田 マンションのセットで撮影をしたときに、当時緊張していた自分のことなどを思い出しました。

田中 相変わらず、キャストみんなのクセが強くて(笑)。袴田(吉彦)さんや片桐(仁)さんも、いつも独特の雰囲気を出していらっしゃるんです。すごく懐かしさと安心感があるチームなんです。ただ今回は、あれだけラブラブな翔太と菜奈がなぜかすれ違ってしまう場面が出てくるんです。

原田 自分の人生を懸けて菜奈ちゃんを愛する翔太くんではありますけど、映画では、だからこそ、すれ違ってしまうというか。

田中 僕は知世さんのことも大好きですし、菜奈ちゃんのことも大好きですし。でもお芝居中は少し「ふんっ」としなきゃいけなかったので、いつものバカップルのようなやり取りができたときには改めて、素敵だな、懐かしいなという幸せな気持ちになれました。

――撮影で印象深いシーンは?

原田 物語の後半で翔太くんが感情を爆発させるシーンがあって、菜奈ちゃんが「大丈夫?」と彼の背中を触っているんですけど、その感情が出る瞬間の背中が、すごく熱くなるんですよ。他のお芝居を見ていても感じていましたけど、きっと圭さんは、ご自身から湧き出るエネルギーがすごく強い方なんです。そのシーンでも、それがバンッ!と出る瞬間を見たような気がしましたね。しかもテストのときも本番のときも同じエネルギー。素晴らしいなと思いました。

田中 自分では全然分からなくて。

原田 「ご自分で触ってみてください!」となりましたもん(笑)。

田中 翔太は少し難しい感情の流れを持つ人なのでその撮影に対しては不安もありましたが、知世さんがずっと背中を触ってくれていることに対しての安心感というか、ホッとする気持ちをとても感じていました。だからこそそう言ってくださったことが、すごくうれしかったです。

――ハードなことも多い撮影だったそうですが……。

原田 特に後半は時間をかけて撮影していましたし、私の体力的にも、だんだん弱ってきてしまって。

田中 夜中どころじゃないですもんね。朝から朝までの撮影で。

原田 そうなんです。夜中になってくると、もうろうとしてきてしまって(笑)。撮っても撮っても終わらないので、最初はみんなで楽しくてお話をしていたのに、どんどん無言になってしまって(笑)。

映画は感謝のアトラクション

――お2人が考える「あなたの番です」のこれほどのヒットの要因は、なんだと思いますか?

田中 いろいろな視聴の仕方があったことも大きかったと思います。ミステリーを楽しむ人もいれば、考察にいそしむ人もいて、それぞれのキャラを楽しむ人もいる。そして、それらについて見ている人同士で話すこともできる。

原田 そうですね。確かにドラマの楽しみを共有することで、いろいろな人と話すきっかけが作れる作品だったのかもしれないです。私はこの作品で本当にいろいろな方から声を掛けていただきましたし、友達からも毎週、毎週、連絡をもらって。「え、このドラマ見ていいの!?」と思うぐらいの小学生低学年のお子さんや、年配の方まで。全く知らない方々からも「見てます」という声を掛けていただく機会が増えて、すごく大事な作品になっているなと思います。

田中 こうして映画としてもう1度やれること自体が奇跡のようなことなので、これをかなえてくださったみなさんには本当に感謝しかないです。僕の考えですけど、今回の映画はお祭りだと思っています。ドラマを心から愛して盛り上がってくれた方々に向けた感謝のアトラクションになっているというか。あとはやっぱり絶対的に、みんなが望んでいた"菜奈ちゃんが生きている世界線"が、ここで実現している。ドラマを見てくださったみなさんへの「ありがとう」のメッセージ代わりにもなると思っているので、ただただ楽しんでもらえればいいなと思っています。

――お2人にとっての2021年は、どんな年でしたか?

田中 いろいろあった1年でした。久しぶりの舞台『もしも命が描けたら』も含めてお仕事は全部が楽しかったし、決して負の感情ばかりではないのですが……もうちょっとキラキラできたんじゃないか? とは思っています。

原田 これ以上?(笑)

田中 いやぁ全然、全然。

原田 私は音楽もしているので、今年もコロナ禍の影響でライブができなかったというのは少し残念でした。でもその代わり、この映画にしても他のドラマにしても、女優のお仕事で良い出会いがたくさんあった年でもありましたね。

――2022年は、どんな年にしたいと考えられていますか?

田中 やっぱり、それはもう!

原田 キラキラ?

田中 キラキラです! キラキラさせていきたいと思います!(笑) 自分のこともですが、環境などもさらに良くなってキラキラしていく年になっていけばいいなと思います。みんなと一緒にキラキラしていきたいです。

原田 私は22年で芸能界デビュー40周年を迎えるんですが。

田中 すごい!

原田 それに合わせて今、アルバムなどの音楽面でも準備をさせていただいています。私もキラキラした年にするために頑張るしかないなと思っています。そして圭さんのおっしゃる通り、みんなにとっても22年は自由に旅ができるような世界になればいいですよね。

『あなたの番です 劇場版』
 企画・原案を秋元康が手掛け、2019年にマンション住民たちの"交換殺人ゲーム"で話題になったドラマ作品が映画化。年の差カップルの菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)は、結婚を機に引っ越して仲良くなったマンションの住人たちを招待して船上ウエディングパーティーを開催することに。だが、そこで連続殺人が発生し……。12月10日(金)公開/東宝配給。

(ライター 松木智恵)

[日経エンタテインメント! 2022年1月号の記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_