新手のクリーンアップは「ゴミかもしれない」を提示

新機能の「クリーンアップ対象候補」も注目度の星5つとした。これはCドライブ内のゴミを削除する機能だが、10にもある「ディスククリーンアップ」とは役割が異なる。ディスククリーンアップはシステム関連の見えないゴミを削除するが、新機能はユーザーが作成した「もしかしたらゴミかもしれない」ファイルが対象。あまり使われていない巨大なファイルや未使用アプリなどだ(図8図9)。それらを提示して、削除するか否かはユーザーの判断に委ねる仕様になっている。

図8 Cドライブ内にある巨大なゴミファイルや使用頻度が低いアプリは、「クリーンアップ対象候補」で簡単に削除できる。「設定」画面で「システム」→「記憶域」と開き、「クリーンアップ対象候補」を選ぶ
図9 巨大なファイルを削除するには「大きなファイルまたは未使用のファイル」をクリックして、現れたリストの各項目をチェックし、下にある削除ボタンを押せばよい。アプリをアンインストールするには「使用されていないアプリ」を選び、同じようにリストをチェックする。対象はUWPアプリ(ユニバーサルウィンドウズプラットフォームアプリ=ストアアプリ)に限られる

「音声入力」は、マイクに向かってしゃべった内容を認識し、テキストとして入力してくれる機能。使い勝手が良く認識精度も高いので星4つとした。実は10にも高精度の新型音声認識機能が追加されていたが日本語環境では利用できず、音声機能(Windows音声認識)はアプリ起動などのパソコン操作に限定されていた。11の機能はテキストの入力に特化している。

利用するには、ワードなどで入力位置を選択し、ショートカットキーで音声入力機能を起動(図10)。パネルが開いたらマイクに向かってしゃべればよい(図11)。「、」(くてん)や「。」(とうてん)も声で入力でき、「かいぎょう」で改行される。文字入力の場面で自動起動させる設定も可能だ(図12図13)。

図10 音声入力がより使いやすくなった。ワードなどでテキストを入力する位置を選択(1)。「Windows」+「H」キーを押すとデスクトップ画面に音声入力パネルが表示され(2)(3)、聞き取り待機状態になる
図11 パソコンのマイクに向かってしゃべった内容が認識され、漢字に変換されてテキストとして入力される。認識や変換の精度は高く、初めてでもこの例のようにほぼ正確に入力できた
図12 ショートカットキーを押すのが面倒なら、「設定」を押して「音声入力起動ツール」をオンにしておこう(1)(2)。アプリで文字を入力する場面になると(3)、音声入力パネルの小型版が自動で開く。マイクのボタンをクリックすると聞き取り待機状態になる(4)
図13 図11と同様にマイクに向かってしゃべると、その内容が認識されてテキスト化される

「Windows」+「V」キーで起動する「クリップボード履歴」も強化された。10の「絵文字パネル」が統合され、クリップボードや絵文字など入力にまつわる機能が図14のパネルに集約された。絵文字のほか、顔文字、記号、GIF動画にも対応。絵文字は本来カラーだが、「メモ帳」などに入力するとモノクロになる(図15)。

図14 「クリップボード履歴」が11では強化され、新たに絵文字や記号などを入力できるようになった。入力位置を選んで「Windows」+「V」キーを押して起動すると(1)(2)、過去のクリップボードが表示される。記号を入力するときは上部のボタンをクリックして画面を切り替え(3)、目当ての記号を選べばよい(4)。また、3の横に並ぶボタンから、顔文字や絵文字の画面にも切り替えらえる
図15 ワードやHTMLメールに絵文字を入力するとカラーで表示されるが、「メモ帳」に入力するとカラーではなくモノクロになる
次のページ
ウィジェットでニュースや予定をチェック
MONO TRENDY連載記事一覧