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ラジオ局のポッドキャスト活用 新規リスナー獲得狙う

ラジオ&音声メディア黄金時代(4)

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日経エンタテインメント!

毎年、春と秋に改編期を迎えるラジオ業界において、2021年秋はというと、TBSラジオ、ニッポン放送、文化放送、J‐WAVEなどの在京民放ラジオ局では大幅な改編は見られなかった。例えば、昨年秋に24.8%の大幅改編に臨んだTBSラジオは、今回わずか2%にとどまる。しかし、近年の各局の傾向として顕著になってきているのは、ポッドキャストをはじめとした音声コンテンツの番組を、時期を問わず次々とスタートさせていることだ。

ニッポン放送 ビジネス開発局デジタルビジネス部長の浜原晋介氏は、「コロナ禍で、ポッドキャストの主戦場が自宅へと広がりました。弊社のポッドキャストを見ても、確実に新規ユーザーが増えています」と語る。

TBSラジオUXデザイン局の萩原慶太郎UXプランニング部長も、「ポッドキャストでは、もともとラジオを聴いていなかった方々にもリーチできているデータが出ています。TBSラジオの場合、ラジオのメイン層は40代なんですが、それよりも下の年齢層が中心となっています」と明かす。

つまり、各局ともに"新規ユーザーの獲得"に関しては、ポッドキャストなどに力を入れることで実現しようとしているのだ。自前のデジタルプラットフォームの設立や、特色を生かした音声コンテンツ番組を制作する。

ニッポン放送は、自社のポッドキャストアプリ「poddog」を昨年リリース。そこから発信するのは、『オールナイトニッポン』の派生番組に出演する銀シャリや蛙亭に加え、松任谷由実といったベテランも。01年よりインターネットラジオで配信する番組を、今年からポッドキャスト化。『うそラジオ Podcast 松任谷由実はじめました』を毎週金曜に配信する。

人気となり地上波に進出

昨年4月に、デジタル音声配信サービス「SPINEAR」を開始したのがJ-WAVE。現在、番組カテゴリは21にも及んでいる。人気なのは、昨年8月にスタートした『味な副音声~voice of food~』。フードエッセイスト・平野紗季子が毎回1つの食をテーマに語り尽くしている。

最近、話題となっている番組が、今年7月に始まった『わたしたちのスリープオーバー』。女性編集者の竹中万季と野村由芽が、「性差別」「ジェンダーアイデンティティ」などについて、リスナーを巻き込む形で語り合っている。好評を得ており、この秋からはラジオでも放送が始まる。

TOKYO FMは、昨年7月に音声コンテンツのプラットホーム「AuDee」をリリース。海外では既に人気ジャンルの1つである、クライム系の作品がヒット中だ。今年6月からシーズン2の配信が始まったのが、犯罪ドキュメンタリートーク番組『トゥルークライム アメリカ殺人鬼ファイル』。俳優の大谷亮平と声優の谷山紀章がホストを務め、アメリカ凶悪犯罪事件を取り上げ、犯罪者の生い立ちや当時の社会情勢などを掘り下げる。

元・乃木坂46中元が新番組

文化放送のポッドキャストサイト「PodcastQR」で、10月からスタートするのが、元乃木坂46・中元日芽香がパーソナリティーを務める『中元日芽香の「な」』。今年6月に文化放送で生放送した番組への反響が大きく、レギュラー化の要望があったため、ポッドキャストでの配信が決定。

また、昨年からラジオで放送する度にSNSで話題となる『ASMR特番』の全エピソードも配信中。たき火、チャーハン、花火、笑い屋、寝息など、多岐にわたる音声をいつでも楽しめると評判だ。

一方で、あえて自社プラットホームを持たないのがTBSラジオ。SpotifyやAmazon Musicなどと組んで、『アフター6ジャンクション』『ジェーン・スー 生活は踊る』といったラジオの人気番組のスピンオフ作品を制作している。

また、各局共通で力を入れているのが、海外では既に人気となっている「オーディオドラマ」だ。アメリカのポッドキャスト会社と組んで日本語版を制作したり、音声ドラマ専門のブランドを立ち上げるなど、様々な取り組みが進む。

(ライター 新亜希子)

[日経エンタテインメント! 2021年11月号の記事を再構成]

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