世界の時を刻む「GMT」時計 海外旅行で輝く相棒編集長探訪 アクティブ編(2) ロンジン

2022/12/9

最近、ビジネスパーソンの間で「GMTウオッチ」に注目が集まっています。GMTウオッチとは、通常の時刻とは別に第2、第3の時間帯を表示する機能を持つ時計のこと。その名称は、「Greenwich Mean Time(グリニッジ・ミーン・タイム=グリニッジ標準時)」に由来しています。では実際、どんな使い方ができて、どういうところが便利なのでしょうか。




GMTについて聞くのに最もふさわしいブランドは、190年の歴史があるロンジンです。ロンジン ブティックのアシスタント ブティック マネージャー、平野由紀子さんを訪ねました。

「GMTウオッチと呼ばれる時計は、旅先などで複数の時間帯を確認することができます。実はロンジンでは1世紀以上も前に第2時間帯を表示する腕時計を開発しているんですよ」。1908年、オスマン帝国向けにトルコ時間、フランス時間という2つのタイムゾーン表示のポケットウオッチを開発したロンジンは、その後の25年に同社初の第2時間帯表示の腕時計を開発しました。

GMTウオッチを重宝しているのは、やはり海外出張の多いビジネスパーソンだそうです。たとえば日本からスイスに出張する場合は、出発時にスイスの現地時刻にメイン時間帯を合わせ、第2時間帯を示すGMT針で日本の時間帯を確認できます。旅行の時に便利に使えるトラベルGMTという製品もあるそうです。「トラベルGMTと呼ばれるモデルは時針が単独で動かせるため、時刻を調整するのが簡単です。何カ国も周遊する方にとても便利です」。数カ国を訪問するクルーズ旅行や出張で威力を発揮しそうです。

数あるGMTウオッチの中から、どんなタイプを選ぶのがよいでしょうか。平野さんによれば「パワーリザーブと呼ばれる駆動時間が長い時計がおすすめです。たとえば72時間のパワーリザーブであれば、あまり体を動かすことがない長いフライトの間でも止まることがなく安心です」

デザイン面でみると、服装のカジュアル化が進んでいる現在のビジネスシーンにフィットするのは、ステンレススチールブレスレットタイプといえそうです。「耐久性がありますし、ビジネスからスポーティーなシーンまでオールマイティーに活躍します」

ベルトを簡単に付け替えられるインターチェンジャブルシステムを採用しているモデルなら、日中はシャープなステンレスのブレスレット、ジャケット&パンツ姿のディナーではレザーストラップにといった着せ替えも可能。おしゃれなビジネスパーソンに好評です。

大切な旅や出張の思い出をともにする相棒として、その人に寄り添う時計には、時間とともに物語が詰め込まれていくのです。

(Men's Fashion編集長 松本和佳)


Watch Special 2022

日経電子版 NIKKEI STYLE Men's Fashion 「Watch Special 2022」では、注目の腕時計新作、最新トレンド、インタビュー、ビジネスパーソンのための腕時計基礎講座など、多彩なコンテンツを提供しています。

>> Watch Special 2022はこちら