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英語の学び方にはいくつものパターンがあり、どれを選べばよいのか、悩んでしまいがちだ。そうした声を背景に、転職サイト「日経転職版」は特別セミナー「元ソフトバンク社長室長が語る キャリアにも活かせる英語学習の考え方」を開催した。元ソフトバンク社長室長で、現在はトライオン社長、一般社団法人日本英語コーチング協会代表理事も務める三木雄信氏に、どのような考え方で英語学習に取り組めばキャリアに生かせる英語力を身につけることができるのか、学習の心構えや具体的な手法について聞いた。

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私がソフトバンクで学んだ「経営の3大法則」というものがあります。

・登る山を決める
・数値化する
・PDCAサイクルを高速で回

この3つのポイントを押さえることが非常に大事で、これが目標達成における本質のすべてだと思っています。この法則は、「キャリア形成」にも「プロジェクトマネジメント」にも「学習」にも当てはまります。この3つのポイントは、普遍的な目標達成のためのアプローチ方法で、英語学習においても大事なことです。

キャリア形成について考えるときの手法として、20代、30代、40代……と10年ごとに何を成し遂げるかを考える「人生50年計画」という人生設計の考え方があります。先ほど紹介した3つのポイントの「登る山を決める」がこれに当たります。

そして、この10年ごとの計画は、さらに細かく数年単位の「プロジェクト」に分割することができます。つまり、人生の計画は「プロジェクトマネジメント」と言うこともできるのです。

プロジェクトマネジメントにおいても、先ほどの3つのポイントが重要になります。プロジェクトとは、日々のオペレーションとは別に、「品質・納期・コスト」が決まっているもののことを言います。この3つが「登る山のゴール」になります。決められたことから逆算して、それを小分けにして進めていくことは、「数値化してPDCAサイクルを回す」ことです。

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