大人のシャツイチ問題 前ボタン・袖・裾はどうする?Lampa店主 遠山勇さん

Lampa店主の遠山勇さん

シャツ1枚で気持ちよく過ごせる季節がやってくる。とはいえ、「シャツイチ」スタイルはシンプルなだけに、かっこよく見せるには“こなし”のポイントも多いという。大人っぽいスタイルを完成するには、どんなシャツを選び、インナーには何を合わせればいいのだろうか。東京のJR高円寺駅近くにあるセレクトショップ「Lampa(ランパ)」(杉並区)の店主、遠山勇さんに聞いた。




――普段からシャツをよく着ますか?

「秋口にTシャツの上に羽織ることが多いですね。パーカーやスエットよりも上品な印象に見せられるので重宝しています」

大人のシャツ選び カジュアル度とサイズに注目

――シャツを選ぶとき、意識するポイントは?

「素材の光沢感が控えめだとか、シルエットがゆったりしているとか、カジュアルな雰囲気のあるシャツを選ぶことです。合わせられるアイテムの選択肢が広く、少しのシワもこなれて見えます。わざわざアイロンをかけなくてもいいという点でも休日に合っているのではないでしょうか」

――どんなシャツをよく着ますか?

「ボタンダウンシャツですね。もともと自分はヒップホップカルチャーが好きで、昔のラッパーがそういうシャツを着ていたのに影響を受けたんです。それがいまだに続いていますね。そんな事情を抜きにしても、ボタンダウンはおすすめです。一般的なレギュラーカラーよりカジュアルな印象で、取り入れやすいからです」

――今年らしい一着を選ぶポイントを教えてください。

「サイズのバランスですね。ゆったりとしたフィットで、着丈が長すぎないものが今っぽいかなと思います」

ボタンは? 袖まくりは? 裾は出す?

――前はどうしますか。ボタンを一番上までかけるというのから全開まで、バリエーションがあります。

「首の太さや長さ、肩幅、シャツのシルエット、コーディネートの雰囲気によっても相性のいい開け方は異なりますね。自分に合うやり方を探すのがいいと思います」

――遠山さんはどうすることが多いですか?

「コーディネートによりますが、基本的には第1ボタンまで留めるのが好きです。90年代のラッパーやスケーターによく見られた着こなしで、その影響ですね。自分は首が太いので、首回りに余裕のあるシャツを選んでいます」

「シャツは作りのよさにもこだわるといいと思います。Tシャツは、たとえ安っぽい雰囲気でも“あえて”のように見せられますが、シャツの場合はそうはいきません。信頼できるお店で触れてみて、試着して選ぶといいでしょう」

――袖はどうしますか?

「それもコーディネートによります。袖まくりするなら、均等な幅で3~4回ほど折り返して、肘の下くらいまでまくり上げます。見た目のバランスがいいだけでなく、腕まわりにゆとりが生まれて動きやすいんですよ」

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デニムシャツをタックイン バランスのいい上品コーデ