日経PC21

濁点なし「ほくは」が「僕は」に、予測変換をうまく利用しよう

確実に文字を入力できるようになったら、効率の良い変換方法を習得しよう。濁音や小さい文字は左下のキーで変換すると前述したが、実は予測変換のほうが楽。濁点付きや小さい文字を普通の文字で入力しても自動で変換してくれるのだ(図12)。例えば「僕は」と入力するなら「ほくは」と打つだけ。すると「僕は」と変換候補が表示されるのでタップすればいい。キーを押す回数が減るうえ、いちいち左下のキーまで指を動かさなくて済むのでスピードアップになる。

図12 濁音や促音、拗音に予測変換機能で自動変換できる(該当する部分を赤字で示した)。GboardでもiPhoneの標準キーボードアプリでも可能だ

予測変換はよく使う語句の入力でも重宝する。冒頭の数文字を打つだけで候補が現れるのでタップしよう。すると、それに続く語句や句読点などの候補が現れるので、さらにタップ(図13)。これを続けていくだけで入力は相当楽になる。予測変換の使いこなしはスマホ日本語入力の最大のポイントだ。

図13 通常のキーボードアプリでは数文字を入力すると候補が表示されるので、そこから選んでいくのが簡単だ(1〜3)

続いて、狙った通りに変換する文節区切りのワザも押さえておこう。例えば「私走る」と入力したいのに「私は知る」と変換されて右往左往。これはパソコンでもありがち。パソコンでは文節の区切り位置をキー操作で変更できるが、実はスマホでも可能だ。「私」までを第1文節に指定すれば正しく変換できる。Gboardでは左右矢印キーをタップしてカーソルを移動(図14)。iPhoneでは区切りたい位置をタップする(図15)。

図14 パソコンのIMEでは「Shift」キーと矢印キーで文節の区切り位置を変えるが、Gboard では左右の矢印キーを使う。この例では左矢印で第 1 文節を「わたし」にする(1)。「私」をタップして変換し(2)、さらに「はしる」を「走る」に変換する(3)。なお図15のiPhoneと同様、矢印キーの代わりに区切りたい位置をタップしてもよい
図15 矢印キーがないiPhoneでは文節区切りをタップ(1)。「今日は」と「医者に行く」を順にタップして変換する(2、3)
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