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スマートフォンでの文字入力に苦手意識を持っている人は少なくない。変換に手間取ったり、どこを押せば数字や記号に切り替わるのかわかりづらかったり……。不満を感じているなら、この特集で解決しよう。使いやすいキーボード設定から、文節の指定の仕方、絵文字や顔文字の入力方法まで4回にわたって詳しく解説する。

◇  ◇  ◇

ここからは、効率良く日本語を入力・変換するための技を紹介していこう。スマホではガラケー(携帯電話)と同じケータイ(トグル)入力も利用できるが、フリック入力に比べるとキーを押す回数が圧倒的に増える(図1)。「母(はは)」など同じ音が続く語を入力したいときにも少々厄介だ(図2)。

図1 日本語を入力するならフリック入力が一番効率が良い。携帯電話と同じケータイ(トグル)入力では「オ」段の文字を入力するのにキーを5回も押さなければならない

図1 日本語を入力するならフリック入力が一番効率が良い。携帯電話と同じケータイ(トグル)入力では「オ」段の文字を入力するのにキーを5回も押さなければならない

図2 フリック入力の際、ケータイ(トグル)入力も有効になっていると、例えば「はは」と入力したいときに難儀する。少し待ってから次の「は」を押さないと「ひ」になってしまう

図2 フリック入力の際、ケータイ(トグル)入力も有効になっていると、例えば「はは」と入力したいときに難儀する。少し待ってから次の「は」を押さないと「ひ」になってしまう

この機会にフリック入力に乗り換えてはどうだろう。なお、ケータイ入力を使わないなら、設定で「フリックのみ」にするのがお勧め(図3、図4)。図2の「はは」の問題を回避できる。

図3 Gboard の歯車ボタンをタップして設定画面を開く(1)。「言語」をタップし、続いて「日本語12キー」を押す(2)。「フリックのみ」をオンにする(3)

図3 Gboard の歯車ボタンをタップして設定画面を開く(1)。「言語」をタップし、続いて「日本語12キー」を押す(2)。「フリックのみ」をオンにする(3)

図4 iPhoneでは地球儀のボタンを長押しして「キーボード設定」を選ぶ(1、2)。開く画面で「フリックのみ」をオンにする(3)

図4 iPhoneでは地球儀のボタンを長押しして「キーボード設定」を選ぶ(1、2)。開く画面で「フリックのみ」をオンにする(3)

フリック入力上達のポイントは、指を動かす方向を覚えること。最初は、画面に表示されるガイドを見ながら確実に入力しよう(図5)。「イ」段の文字なら左、「ウ」段なら上と決まっているので、すぐに慣れるはずだ。

図5 フリック入力では普通にキーをタップすると「ア」段の文 字が入力される。「イ」段の文字は指を触れたまま指を左に動かす。そこから時計回りで「ウ」段は上、「エ」段は右、「オ」段は下に動かす。初めは画面に表示されるガイドを見ながら正しい方向に指を動かそう。慣れればガイドを見なくても入力できるようになる

図5 フリック入力では普通にキーをタップすると「ア」段の文 字が入力される。「イ」段の文字は指を触れたまま指を左に動かす。そこから時計回りで「ウ」段は上、「エ」段は右、「オ」段は下に動かす。初めは画面に表示されるガイドを見ながら正しい方向に指を動かそう。慣れればガイドを見なくても入力できるようになる

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