健康ウオーキングを心臓疾患のリハビリに活用

私が「クアオルト健康ウオーキング」に出合ったのは2013年11月の山形県上山市。当時の私は過度のストレスと生活習慣の乱れから、心臓手術を2度も受けていました。「健康」は失って初めて気づく概念であり、人生は有限で不完全だと思い知らされました。心臓手術をする以前は運動習慣がなかった私が、寿命を延ばしてこられたのは、このウオーキングのおかげだとも言えます。

医療との連携が進み、岐阜市では岐阜市民病院が中心になって実際にこのウオーキングが心臓疾患のリハビリに活用され始めました。心臓疾患がある私にとって、とても感慨深い出来事でした。

クアオルト健康ウオーキング
先進地・山形県上山市をはじめ、中枢中核都市の岐阜市、愛知県岡崎市、SDGs未来都市の三重県志摩市、「敬老の日」発祥の地といわれている兵庫県多可町、埼玉県所沢市など、20の自治体が採用(2022年3月現在)。クアオルト健康ウオーキングを導入し、健康寿命延伸、交流人口拡大に取り組む。さらに年内に新たに6つの自治体が採用の予定。
大城孝幸
大城孝幸氏
日本クアオルト研究所代表取締役。2度の心臓手術の後に、ドイツ発祥のクアオルト健康ウオーキングにめぐり合う。これまでに100を超える自治体を訪問して、クアオルト健康ウオーキングの普及に努める。2016年からクアオルト健康ウオーキングアワードを主催・運営(特別協賛 太陽生命保険)。著書に「賢く歩いて、人、企業、地域が変わる クアオルト・リテラシー」(日経BP、2021)がある。ドイツ気候療法士、日本体力医学会健康科学アドバイザー。
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