メリハリで読み手の頭に入りやすく

池照 その理由は、2つ目のポイント「メリハリ」に大きく関係してくる。今市くん、最近新聞読んでる?
今市 日経電子版は毎日チェックしてます!
池照 電子版か……ここで思い浮かべてほしいのは紙の新聞。新聞って、見出しと小見出し、本文とでサイズや文字の太さが違うでしょ?

今市 言われてみると確かにそうですね。でも、それが資料とどう関係するんですか?
池照 関係大アリよ。新聞を読む時って、見出しをざっと読んでから、気になる記事だけ本文をじっくり読むでしょ?「大枠を捉えてから、次に詳細を読む」っていう流れね。これ、資料でも同じなの。
今市 な、なるほど……。確かに僕の資料にもタイトルとその説明、そして結論の3種類の文字が入ってますね。先にタイトルと結論をざっくり押さえてから細かいところを読むと、内容が理解しやすくなるってことか。

池照 そういうこと! 単調にダラダラ続く文よりも、重要な部分が強調された文の方がずっと読み手の頭に入りやすい。だから、太字や文字のサイズ、場合によっては色をうまく使って、メリハリをつけることが大事なのね。
今市 それを聞いてから池照さんに修正してもらった資料を改めて見ると、たしかにメリハリが利いてますね! 資料の文字にはメリハリが大事ってことか。
池照 今市くんもだんだんわかってきたね。ちなみに、游ゴシックを使うとちょっとスタイリッシュな印象になるから、好きな方を使ってみて。

池照 さて、メリハリが大事なのは仕事も一緒。ダラダラ続けるより、ちょっと外でコーヒーでも飲んでリフレッシュしてきたら?
今市 そうします!!

トヨマネ(豊間根青地)
1994年東京都生まれ。東京大学工学部卒。サントリーで通販事業のCRM・広告などを担当する傍ら、趣味のPowerPointで作成したスライドがTwitter(@toyomane)で反響を呼ぶ。「くだらないけど、ためになる」をモットーに、スライド作成に役立つノウハウや、あまり役立たないネタ画像等を発信。 近著「秒で伝わるパワポ術 仕事でもSNSでも〈いいね〉がもらえるスライド作成のコツ」