2021/11/8
「鮪かま焼き」。カマとはエラの後ろにある部分で、マグロ1本あたり2個しかとれない希少部位

もうひとつの名物「鮪かま焼き」はメディアにも多数紹介され、ランチ時には100食以上出るという人気ぶり。

マグロのカマとはエラの後ろにある部位で、マグロ1本あたり2個しかとれない希少なものだ。よく動く場所にあるため、身が締まり脂ものっている。この希少部位を、毎朝、市場中のマグロの仲卸を回って、仕入れてくる。

同店のカマ焼きのおいしさは、良質な素材だけでなく、炭火で焼くことにもある。炭火はガス火より高温になるため、表面をサッと焼き、うま味をギュッと閉じ込める効果が期待できる。脂もほどよく落ち、炭火ならではの香ばしい風味もごちそうだ。

プリップリの身は、まるで肉のように弾力があり、脂がじんわりあふれてくる。甘めのしょうゆだれとたっぷりのダイコンおろしで食べれば、白いご飯が止まらなくなる。

「海鮮刺焼」の「三種盛り」

「海鮮刺焼(さしやき)」は「Jige」のオリジナルメニューで、「三種盛り」(写真は一人前)と「五種盛り」の2種類がある。その日仕入れた鮮度抜群の旬の魚介類を刺し身として味わうこともできるが、卓上七輪であぶって食べることもできるメニューだ。

取材時は、コリッとした歯ごたえと濃いうま味が詰まった北海道産の活ホッキ貝と活ツブ貝、トロトロに軟らかいマグロの脳天。刺し身で楽しんだ後は、七輪の炭火で食べたい。

しょうゆをハケでひとぬりして、炭火で焼けば、しょうゆの焦げる香りが立ちのぼり、まるで海辺で楽しむバーベキューのよう。火を通すのは、サッとあぶる程度に。中身がレアに仕上がった魚介は、さらに甘みを増して、たまらないおいしさだ。