2021/10/6
オンライン面接も評価のポイントは同じ(写真はPIXTA)

次に、オンラインで話す練習をしておくこと。ノートパソコンを使うのであれば、カメラの高さが正面に来るように設置するといいでしょう。そして相手に目線は合うのか、服装はどこまで映り込むのか、身ぶりは大げさなほうが伝わるのかなどを、実際に録画して確認してみることをおすすめします。

その際、自分のことをひいき目に見てくれる家族や友人などではなく、他の人にもその録画を見てもらって改善点の指摘を受けることが重要です。ちょっと大変かもしれませんが、ここまでやって、やっとスタートラインに立つことになります。

オンライン面接では表情や身ぶりを明確に

続いて、面接の内容についてです。オンライン面接でも、採用担当者が評価するポイントは基本的には対面と変わりません。

一方で、オンライン面接が対面と違う点は、3点あります。

・相手(面接官)も自分も顔の表情がよく見える
・会話に微妙なタイムラグが生じる
・控室での態度や入退室での振る舞いなどは観察できない

そして、この3点がオンライン面接の難しさにもつながります。まず「顔の表情が乏しく印象に残らない」と採用担当者が感じないように、表情や身ぶりを明確にすることが求められます。「会話のテンポが合わない」と感じないように、オンラインでのコミュニケーションに慣れておく必要もあります。

そして「人柄や雰囲気よりも、話の内容や論理性などをシビアに判断される」ことを理解しておきましょう。やはり事前に面接の練習をきちんとしておくこと、この基本がオンラインではより重要になってきます。

Q3 オンラインでのグループディスカッションは、どのように進められるのでしょうか? どうやって攻略すればいいのでしょうか?

オンラインでのグループディスカッションの方法としては、最初に課題が提示されて、その後に各グループでの討議を通じて考えをまとめて報告をするなど様々な方法があります。

オンラインでのグループディスカッションも対面方式と同じく、事前の準備が必要ですし、採用担当者が見ているポイントも大きくは変わりません。しかし、オンライン特有の難しさとして、「発言が重なる」「タイムラグが起こる」といったことがあります。

要は「その場の空気感」というものが学生同士にも、採用担当者にも把握しづらいという点が難しいわけです。事前に友人同士で練習したとしても、実際に話し合いをするのは当日初めて会う人が相手ですから、さらに難易度は上がります。

そこでおすすめするのは、グループ内でのルールを最初に明確にすることです。例えば、

・最初の発言の順番を決めておく
・2回目以降の発言は、手を挙げてから発言する
・司会、記録係、タイムキーパーなどの役割分担を明確にしておく

といったように、ディスカッションがスムーズに進むようにルールについて合意することから始めましょう。議論の内容だけでなく、効率的な進め方ができるかどうかも評価対象となるので、ルール作りを先導することであなた自身の評価も上がることが考えられます。1人で話し続けるような学生がグループ内にいることで、全員の評価が低くなるといったことの防止にもつながります。

次のページ
学生側からも積極的なアプローチを
学生参加型コミュニティ 登録受付中
メールマガジン登録