コスパ抜群の本格割烹 シメのそばも評判 東京・銀座

2022/5/16
ランチ懐石「匠」コースはそばでシメる

百貨店やハイブランドの路面店が立ち並ぶ銀座の中心エリアから少し歩いた先、銀座八丁目はこだわりのレストランや風情ある老舗料亭が並び、街歩きや本格グルメを楽しむ大人たちから支持されているエリア。

そんな銀座八丁目、築地につながる中央市場通りに2020年11月に同じ銀座エリアから移転オープンした「銀座割烹 里仙(りせん)」。

味にこだわる本格志向の人々の評判を呼び、なかでもランチの内容とそのコスパがすごいと注目が集まっている。

落ち着いた雰囲気ある引き戸を開けると、目に入るのは8席ほどのカウンター。そして奥の格子戸の先には4名用のテーブルをしつらえた個室が。

こちらで料理をふるまうのは料理長の山本賢治さん。和食の道に入って20年、数々の人気店で修業を積んだ和食一筋の職人だ。

一番手ごろなもので1650円から提供しているランチでも、その「匠の技」を生かした本格的な割烹料理を提供している。

1650円の「木挽膳」は季節にもよるが、先付、小鉢、あぶり寿司、煮物、会津産蕎麦(そば)、デザートの6品からなるコスパ抜群のメニュー。

充実の内容ゆえ、「赤字覚悟です」と山本さん。

今回はお昼のお品書きから、美しい先付けに始まりこだわりのデザートまで、全7品の「ランチ懐石 匠」を紹介しよう。

旬の魚介類とオクラを取り合わせた「平目の蕪巻き たたきおくらがけ」

取材日の先付け「平目の蕪(カブラ)巻き たたきおくらがけ」。

昆布締めした青森県産のヒラメを、昆布塩とショウガ酢でほんのり下味をつけた蕪で包みこみ、驚くほど滑らかなソースの「たたきおくら」で味わう1品。

「ミキサーやすりおろしでは口当たりがにごってしまうため、包丁でていねいにたたいたオクラの緑色が初夏を思わせるひと品です。細かなところをていねいに作りたい、という思いを込めた料理です」(山本さん)

その言葉通りのオクラの味わいと食感、そして旬の魚介類との取り合わせに、これからの料理の期待と食欲が増す一皿だ。