圧巻のストレッチ性 コットンのような色落ちも自慢

「洗濯機で気兼ねなく洗えるのが、デニムジャケットの魅力です。生地の寿命を縮める原因になる皮脂を洗い流すことができますし、清潔感も保てます。僕自身、ここ数年はほぼ毎日デニムジャケットを着ていますよ」

そう語るのは東京・銀座などに直営店を構える「KURO(クロ)」の統括製造販売部マネージャーである江原圭吾氏。紹介してくれたのは、デニム素材のアイテムを強みとする同ブランドの一着だ。

従来のストレッチデニムは伸長率(生地の伸びやすさを示す数値)が130%程度とされるのに対し、こちらは160%を実現。カラーは濃紺の「INDIGO」、軽い色落ちの「FADED INDIGO」、淡い水色の「LIGHT INDIGO」を展開。KURO / Arial Denim JACKET One Wash Monster Stretch 2万7500円

「2年かけて開発した、伸縮率がきわめて高い生地である『モンスターデニム』を採用しました。ジャージー素材のように快適な着心地です。一般的にストレッチ素材のデニムはコットン素材のものと比べて違和感のある色落ちをしやすいのですが、これはとても自然に色落ちします」

デニムジャケットとは思えない高い伸縮性を実現
黒のパンツと革靴を合わせれば、カジュアルな印象を抑えられる

デザインのベースになっているのは、通称「ファーストタイプ」。ヴィンテージ色が強いデザインだが、生地には現代の技術を反映しているのがユニークだ。どう着こなせばいいだろうか。

「コーディネートは、革靴と合わせるのがいいと思います。デニムジャケットが持つカジュアルな印象を引き締めてくれます。おすすめの色は『INDIGO』。ぜひ着込んで色落ちを楽しんでほしいですね」

服好きがうなるシルエット シックなブラックも魅力的

EDIFICE(エディフィス)新宿店の三浦健司氏にも話を聞いた。紹介してくれたのは英国発のブランドE.TAUTZ(イートウツ)の一着だ。

1867年にロンドンで創業したブランドの一着。襟の素材をコーデュロイからデニムに変更したEDIFICEの別注仕様だ。別注以外でブラックやホワイトも展開中。 E.TAUTZ / 別注 CORE DENIM ジャケット 5万2800円

「トレンドのオーバーサイズを踏襲した、リラックス感のあるシルエットが特徴です。パターンにこだわったテーラードジャケットで有名なブランドだけに、着用してみると立体感のある袖周りや短めに設定された着丈に個性を感じます。普通のデニムジャケットでは満足できない、服好きの方におすすめしたい一着です」

シルエットはルーズだが、洗練された雰囲気が漂う一着だ。大人っぽく着こなすコツはあるのだろうか。

従来のデニムジャケットにはない独特のパターンワークが目を引く
同じ生地のパンツを合わせたコーディネート。この秋はセットアップスタイルにも挑戦してみたい

「ワイドスラックスなどを合わせるとバランスが取りやすいですよ。デニム特有のカジュアルさを抑えるなら、色はブラックを選ぶのもおすすめですね」

文:FACY編集部 山梨幸輝(https://facy.jp/)


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