変わりたい組織と、成長したいビジネスパーソンをガイドする

会員登録をすると、編集者が厳選した記事やセミナー案内などをメルマガでお届けしますNIKKEIリスキリング会員登録最新情報をチェック

今回は、ゲームの全国大会の成績を記録した表に、順位やそれに基づくポイントを数式で表示する。一方で、別表に各順位に対応するスコアや選手氏名などの情報を取り出す(図1)。「上級テク」と2回にわたって詳しく解説する。

図1 今回の例は、ゲームの全国大会に参加した8選手の成績を記録した表だ。そのスコアから順位を求め、その順位に応じて分配されるポイントを自動的に表示。また、1〜5位までの順位に該当するスコアや選手氏名を取り出し、別表に表示する

図1 今回の例は、ゲームの全国大会に参加した8選手の成績を記録した表だ。そのスコアから順位を求め、その順位に応じて分配されるポイントを自動的に表示。また、1〜5位までの順位に該当するスコアや選手氏名を取り出し、別表に表示する

まず、各地区代表の選手のスコアから、この8人の中での順位を表示。さらに、それぞれの順位に応じて支給されるポイントを求めよう(図2)。

図2 まず、各選手の、スコアが大きいほうからの順位を表示。さらに、1位から5位までの選手に、E1セルに入力された「総支給ポイント」を、1位→5、2位→4、3位→3、4位→2、5位→1という割合になるように分配する

図2 まず、各選手の、スコアが大きいほうからの順位を表示。さらに、1位から5位までの選手に、E1セルに入力された「総支給ポイント」を、1位→5、2位→4、3位→3、4位→2、5位→1という割合になるように分配する

参加選手の順位を自動表示、上位ほど高ポイントを獲得

セル範囲に入力された数値のグループの中での各数値の順位は、RANK.EQ(ランク・イコール)関数を使って求められる(図3)。従来の数式の書き方では、引数「参照」は、変化しないように「$」の付いた絶対参照で指定する。先頭のD4セルに入力した数式を、下方向にコピー。すると、引数「数値」に指定した「C4」の行番号だけが行に応じて変化し、各選手のスコアに応じた順位が表示される。

図3 全選手のスコアの中における特定の選手の順位は、RANK.EQ関数で求められる。ここではD4セルにその数式を入力し、D5〜D11セルにコピーした。この場合、引数「参照」に指定する C4〜C11セルは、変化しないように絶対参照にしておく

図3 全選手のスコアの中における特定の選手の順位は、RANK.EQ関数で求められる。ここではD4セルにその数式を入力し、D5〜D11セルにコピーした。この場合、引数「参照」に指定する C4〜C11セルは、変化しないように絶対参照にしておく

新着記事

Follow Us
日経転職版日経ビジネススクールOFFICE PASSexcedo日経TEST

会員登録をすると、編集者が厳選した記事やセミナー案内などをメルマガでお届けしますNIKKEIリスキリング会員登録最新情報をチェック