Variations of Polo Collar Shirts
■Broad Shirt(ブロード シャツ)
艶感のあるブロード生地はビジネスシーンに最適
上質なブロード生地を使ったドレッシーな一枚。カジュアルなオックスフォード生地とは異なり、艶のあるラグジュアリーなたたずまいが特徴的だ。ビジネスシーンにふさわしいクラス感を演出するのに最適だ。1万5400円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

■Jersey Shirt(ジャージー シャツ)
ストレッチ性を備えた快適な着心地のジャージー生地

伸縮性の高いジャージー生地を用いたこちらのシャツは、長時間着用しても疲労感が少なく、快適にすごすことができる。このような機能性に優れた生地においても、伝統的なポロカラーの襟型を楽しめる。1万7600円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)
■Fun Shirt(ファン シャツ)
練習用のシャツが商品化され’70年代に大人気に
アーカイブの色柄を復活させた逸品。もともとファンシャツは、職人たちが縫製の練習のために残布を合わせて作っており、それを見た当時の副社長が「So fun!」と絶賛し’70年代に商品化されたという。1万7600円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

ブルックス伝統のシャツの畳み方を知っている?

ブルックス ブラザーズに入社したショップスタッフがまず最初に学ぶという、ブルックス流の畳み方。身頃からではなく、まず袖から畳み始めるのがミソで、生地の重なりを極力抑えて畳むことができる。収納スペースを有効利用できるアメリカらしい合理的な方法だ。
100年以上の歴史が生んだポロカラーシャツの豆知識を総まとめ
「ポロカラーシャツ」と商品名に入れられるのは同ブランドだけ
創業者の孫にあたる、ジョン・E・ブルックス氏が英国でポロ競技を観戦していた際に見た、選手のユニホームからインスピレーションを受けてポロカラーシャツは誕生した。BDシャツを「ポロカラーシャツ」と呼べるのはそのオリジンであるブルックス ブラザーズだけなのだ。

多くの著名人や銀幕のスターも愛用
クラーク・ゲーブルが映画『或る夜の出来事』(1934年)で着用したり、フレッド・アステアやダスティン・ホフマンなど映画スターにも愛用者が多かった。また、アンディ・ウォーホルが広告制作で得た初めての報酬で、白いポロカラーシャツを100枚買ったという逸話も有名だ。

ピンクのOXシャツはボーイッシュスタイルの元祖
1950年代、ピンクのポロカラーオックスフォードシャツが女性たちの間で大ブームに。当初は夫や彼氏のシャツを借りてきたのがきっかけで、かの大女優のオードリー・ヘップバーンもその愛用者の一人だったという。

※表示価格は税込みです。
撮影=伏見早織 スタイリング=四方章敬 構成・文=小曽根広光 撮影協力=UTSUWA、EASE
[MEN’S EX Summer 2022の記事を再構成]

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