Men's Fashion

この秋冬注目! 定番コーデュロイを大人はカラーで

How to

2021.11.9

LEON

コーデュロイといえば秋冬の定番生地ですが、今年は一層気になる存在です。アメカジやヴィンテージといったキーワードが並ぶ中にあっては、それも当然かと。温かみと味のある風合いが魅力ですが、実はそれだけじゃダメなんです。




カラーコーデュロイで、やぼったさを払拭すべし!

ハイテク素材が浸透する一方で、天然素材回帰の様相も見せる昨今。特に秋冬においては、シャギーなど見た目に温かみを感じる生地に注目が集まっています。そのひとつが、コーデュロイです。

コーデュロイとは、縦方向に畝がある生地のこと。パイル織物の一種で、その凹凸に空気を含むことで保温性を確保します。カントリー系のアイテムで定番とあって、昨今トレンドの武骨で男前なアメカジを楽しむにはうってつけです。

一方で、土臭い印象を持たれがちなのも事実。特に定番カラーの茶系だとカントリー感が強いですからね。そこでオススメなのが、カラーコーデュロイです。色が入ることで、ファッション性が一気にアップ。さらに、茶系よりもコーデュロイ独自の光沢感が引き立つため、艶感=色気も倍増するんです。

カントリーやアメカジ一辺倒からの脱却も図れ、より幅広いスタイルで活躍してくれるとあれば、秋冬コーデも一層楽しみやすくなるかと。カラーコーデュロイ、覚えておいて損はナシです!

■タリアトーレ 

コーデュロイ×ミリタリーでも、こんなに色気顔!

ブルゾン10万2300円/タリアトーレ (トレメッツォ)、モックネック2万4200円/グランサッソ(エスディーアイ)、パンツ4万9500円/ラルディーニ(トヨダトレーディング プレスルーム)、メガネ4万700円/アイヴァン(アイヴァン 東京ギャラリー)、ストール2万2000円/トゥモローランド、ローファー9万7900円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)

4つポケットやエポレット、そしてウエストベルトにミリタリーな無骨さを匂わせるモデル「LEROY」。とはいえ、そこはあくまで男の色気ジャケットの名手。テーラードをベースにしたシルエットにやぼったさはなく、光沢感のある鮮やかなブルーコーデュロイとともに、大人の艶っぽさを楽しませてくれます。白スラックスにローファーというクリーンなボトムが似合うのも、その艶感のおかげ。

■オーラリー 

素朴さを生かしつつクリーンな印象に

ブルゾン5万2800円/オーラリー フォー ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ)、パーカー2万900円/RHC ロンハーマン、パンツ 2万5300円、スニーカー2万900円/ともにエストネーション

素朴な風合いのコットンコーデュロイをカバーオール仕立てにする。そう聞くと、いかにもワークな仕上がりを想像するかと。しかし、こんな淡いグリーンなら表情は一変。イマドキなリラックス感のある優しい雰囲気に。インナーに合わせたスエットパーカやスラックス、そしてスエードスニーカーも同じくロートーンで合わせれば、より柔らかくクリーンな印象になります。