複雑で奥行きある味わい



●「フォリアス・デ・バコ ウィヴォ レネガード 2021」(3520円)
ポルトガル・ドウロ地方の赤ワイン。25種類以上のブドウを使用。使用ブドウの半分が白ブドウのため、赤ワインだが色がロゼワインのように淡い。イチゴやクランベリーを連想させる赤系の果実味が特徴で、少し冷やし気味にして飲むのがおすすめ。
●「ニーポート レドマ レッド 2017」(6380円)
ポルトガル・ドウロ地方の赤ワイン。約30種類の品種が混植されている畑のブドウを使用。熟したブラックベリーやブラックプラムを感じさせる濃厚な香りのフルボディー。樽由来のスパイスやチョコレートの香りが、複雑で奥行きのある味わいを醸し出している。
●「ベッドロック エヴァンジェーロ ヘリテージ レッドワイン 2018」(7700円)
米カリフォルニア州の赤ワイン。畑はジンファンデル、ムールヴェードル、カリニャン、パロミノ、アリカンテ・ブーシェ、ミッションなどの混植。完熟したブラックベリーやブルーベリーの香りを感じさせるフルボディーのワインだが、しなやかな酸とシルキーな舌触りのタンニンが味わいにバランスをもたらしている。
(ライター 猪瀬聖)