「特殊キーの役割」を覚えて、PC作業の速度上げるWindowsドヤ顔! 最速操作「再入門編」(1)

日経PC21

達人のパソコン操作はときに速すぎて目で追えないほど。キーボードを多用するのが特徴で、マウスとキーの組み合わせ方も秀逸。皆さんもぜひマスターしましょう。操作方法だけでなく、効率的な覚え方も「再入門編」で3回にわたって伝授します。身に付ければ職場の同僚にドヤ顔できること請け合いです。

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キー操作では「Ctrl」などと英数字などの文字キーを組み合わせる。では「Ctrl」はそもそもどんな役割を担っているのだろうか。

その特徴は、ゲームなどを除き単独で押すことはなく、ほかの文字キーなどと一緒に押す点。「Alt」や「Shift」もしかりだ。そのため、これらは「修飾キー」「装飾キー」「モディファイア(Modifier)キー」などと総称される。ほかのキーを〝修飾する〟という意味だ。スタートメニューを開く「Windows」キーも修飾キーとして使われる(図1)。

このほか、キーボードには押しても通常の文字が入らないキーがたくさんある。「Tab」「Esc」「PageUp」などだ。それらと修飾キーをまとめて「特殊キー」と総称する。特殊キーはそれぞれ特定の役割を担っていることが多い。基本からおさらいしていこう。

図1 キーボードには「Shift」や「Tab」などの特殊キーがある。ほかのキーと一緒に押す「Ctrl」など は「修飾キー」とも呼ばれる。基本を押さえよう

■修飾キーの代表格「Ctrl」、「Shift」「Alt」も修飾

特殊キーの最たるものが修飾キーの「Ctrl」だ(図2)。コピー(+「C」)や貼り付け(+「V」)、保存(+「S」)など、ほとんどのアプリやOSで共通に使える機能が割り当てられている。ただアプリ固有のショートカットキーも数多く、例えばWordでは「Ctrl」+「Enter」で改ページする。

図2 「Ctrl」 を使うショートカットキーは、コピー や貼り付けなど のよく使う操作が 多い。Excelで書式設定画面を開くなど、アプリ固有の機能を呼び出すときにも使われる

「Shift」も修飾キーの1つ(図3)。「Shift」は「ずらす」「転じる」という意味で、役割は機能の切り替えだ。例えば「5」と「%」が刻印されたキーで後者を入力する場合は、「Shift」を押しながら「5」を押す。欧文の大文字の入力でも使う。また、言葉の由来とは少し異なるが、このキーは「選択範囲の拡張」の操作でも使われる。

図3 「Shift」は大文字の入力のほか、「Delete」と組み合わせたファイル完全削除など機能の切り替えでも使われる。選択範囲の拡張でも使われることが多い(1、2)。ファイルのほかExcelのセル範囲や図形の選択でも有効だ